ジャンル・エリア : 三重 | 神社・仏閣 | 自然 2021年04月07日
新緑の季節を迎え鈴鹿市石薬師町の石薬師寺で、モミジが芽吹いて参道を覆い「青もみじのトンネル」が現れだした。
寺一帯では、福田寛随住職(69)が40年余かけて徐々に植樹し、計120本以上になっている。県指定文化財の本堂「薬師堂」に向かう参道の両側に植えられ、初夏のような陽光に若葉が輝き、日に日に緑色が濃くなっている。例年と比べて半月ほど早い。
立夏(5月5日)を過ぎると、葉がいっぱい茂って緑陰が涼しげなトンネルができ、秋には真っ赤に紅葉するという。 (酒井直樹)