ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 歴史 | 石川 2021年08月24日
江戸時代後期に開かれた小松市の九谷焼の窯元若杉窯を展示する企画展「再興九谷の源流 若杉窯」が、市錦窯展示館で開かれている。名陶工を輩出した若杉窯の歴史や作品の特徴などを、初心者にもわかりやすく紹介している。9月5日まで。
若杉窯は1805年に同市若杉町で開かれ、市内で採れた花坂陶石を使った磁器を約70年間生産した。展示では若杉窯の基本知識を知ってもらうため、歴史や活躍した陶工たち、製作方法などを6つのコーナーで作品とともに紹介する。
名工で知られる初代から3代の徳田八十吉の作品展も同時開催している。
午前10時~午後4時。水曜休館。入館料300円、高校生以下無料。 (井上京佳)