【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【三重】無病息災願い茅の輪くぐり 鈴鹿・神戸宗社と加佐登神社で

【三重】無病息災願い茅の輪くぐり 鈴鹿・神戸宗社と加佐登神社で

ジャンル・エリア : 三重 | 文化 | 神社・仏閣  2022年06月29日

茅の輪を設置する神戸石取祭関係者ら=鈴鹿市神戸2の神戸宗社で

茅の輪を設置する神戸石取祭関係者ら=鈴鹿市神戸2の神戸宗社で

 今年も半分近くが過ぎ、鈴鹿市内の神社に「茅(ち)の輪」が相次いで登場した。参拝者に大きな輪をくぐってもらい、半年間の心身の汚れを清め、残り6カ月の無病息災を願う。

 神戸2の神戸宗社(神館(こうたつ)飯野高市本多神社)では26日、神戸石取(いしどり)祭青年連盟の有志ら30人近くが鈴鹿川河川敷でススキの仲間の植物を刈り取って運んだ。子どもたちも手伝って直径2メートル余りの輪に編み、地元の多田建築が作った木材の枠組みに取り付けた。新型コロナウイルス禍の中、昨夏から始め、今年は8月いっぱいまで設置する。

 加佐登町の加佐登神社では、近くにある水資源機構のダム湖「加佐登調整池(白鳥湖)」付近でチガヤを調達。直径3メートル近い輪に取り付けると早速、訪れた参拝者らがくぐった。設置は7月24日まで。茅の輪をかたどったお守りや、限定の御朱印も用意している。 (酒井直樹)

くぐって無病息災を願う参拝者=鈴鹿市加佐登町の加佐登神社で

くぐって無病息災を願う参拝者=鈴鹿市加佐登町の加佐登神社で