ジャンル・エリア : 乗り物 | 歴史 | 福井 | 鉄道 2022年10月03日
県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(福井市)が開館した1日、遺跡への最寄り駅のあるJR越美北線で、戦国武将をあしらったラッピング列車の運行が始まった。
JR西日本や自治体でつくる越美北線観光利用促進協議会が実施。ラッピング列車は黒色がベースで、蒔絵(まきえ)のようなタッチで金色や朱色を使って甲冑(かっちゅう)を着て疾走する騎馬武者や、朝倉氏の家紋「三つ盛り木瓜(もっこう)」を描いてある。
「戦国列車」は同日朝、復刻された笏谷(しゃくだに)ブルーのラッピング列車と連結され2両でJR福井駅2番線に到着。出発式の後、博物館の開館記念式典の出席者らを乗せて午前9時8分に出発。博物館の西側を通って同25分に朝倉氏家紋があしらわれた一乗谷駅に到着した。
JR西日本によると、戦国列車は今後、1日に5本ほど越美北線を走る。 (松田士郎)