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【三重】正月縁起物ずらり、もち花飾り作り体験も 伊勢おかげ横丁で「歳の市」

ジャンル・エリア : オブジェ | 三重 | 文化  2022年12月19日

もち花飾り作りを体験する観光客ら=伊勢市のおかげ横丁で

もち花飾り作りを体験する観光客ら=伊勢市のおかげ横丁で

 伊勢市の伊勢神宮内宮近くのおかげ横丁で、正月の縁起物などを販売する「歳(とし)の市」が開かれている。28日まで。

 横丁内の特設屋台や店舗には、伊勢志摩地域では年間を通して飾る「蘇民将来(そみんしょうらい)」や「笑門」の札が下げられたしめ縄、鏡餅や門松、ウサギの縁起物などが並ぶ。

 18日には、卓上サイズで五穀豊穣(ほうじょう)を願う縁起物の「もち花」飾りを作る体験も大黒ホールで開かれた。参加者は、朝についたばかりの白餅と、あわ餅を小さくまとめ、金銀の花に見立てて木の枝に次々と飾り付けていった。津市の公務員、高橋さと子さん(51)は「昨年も作りに来て、とても良い経験になったので、今年も家族4人で来た。いいお正月が迎えられそう」と笑顔で話した。

 もち花飾り作り体験は19日にもある。ほかにも、畳のへりを使った正月リース作り(24、25日)、門松作り(19日)、しめ縄作り(23~25日)の体験が予定されている。おかげ横丁のホームページから事前予約が必要だが、空きがあれば当日も参加を受け付ける。(外山矩実)