ジャンル・エリア : オブジェ | 文化 | 滋賀 | 神社・仏閣 2022年12月26日
草津市の老人クラブ「矢橋(やばせ)帰帆クラブ寿会」が24日、同市矢橋町の鞭崎(むちざき)神社に来年のえとにちなみウサギをテーマにした巨大絵馬を3枚奉納した。綿で作った全長約1.6メートルの紅白のウサギ像が乗り、ユニークな絵馬に仕上がった。1月末まで飾られる予定。
絵馬は高さ3メートル、横2.5メートルの六角形で、竹の骨組みに和紙や色画用紙を貼り合わせた。絵馬の表面には、会員が描いたウサギの絵や造形作品のほか、「早く新型コロナウイルスが収まりますように」「家族が健康で過ごせるように」と願いを書いた紙を貼った。
クラブではコロナ禍以降、会食を伴う活動を中心に会員が集まる機会が減ったことから、新年に向けて製作を始めた。奉納は昨年に続き2回目。会長の芝田敏夫さん(76)は「矢橋町の繁栄と会員の健康を祈りたい」と話した。
(北村太一)