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【福井】恐竜親子、雄たけび再び 大野・道の駅「九頭竜」

ジャンル・エリア : まちおこし | 福井  2023年04月10日

道の駅「九頭竜」に運ばれる2体の恐竜モニュメント=大野市朝日で

道の駅「九頭竜」に運ばれる2体の恐竜モニュメント=大野市朝日で

 積雪で傷む恐れがあるため倉庫で「冬ごもり」していた2体の恐竜モニュメントが6日、大野市朝日の道の駅「九頭竜」で設置が再開された。市によると、今年は雪解けが早い影響で昨年と比べて設置が早い。沿道にツクシが生え桜が咲く中を移動したモニュメントは、到着すると迫力ある姿を披露し、雄たけびを響かせた。

 モニュメントはティラノサウルスの親子がモチーフで、親が全長12メートル、子は全長4.6メートル。運搬は、道の駅の従業員や市職員ら10人ほどが参加。2体を同市板倉の倉庫から道の駅までの約1キロをトラックでけん引した。

 道の駅に設置されると、モニュメントは口を開けて鋭い牙をむき出しにし、首や尻尾を動かして、道の駅のシンボルとして存在感を誇示していた。

 兵庫県から家族旅行で訪れていた男子児童(10)はモニュメントを見上げ「迫力があってすごい、恐竜はかっこいいところが好き」と写真を撮っていた。

 市の担当者は「新緑の季節に向けて和泉地区に多くの観光客が訪れることを願っている」と話した。(中場賢一)