漁港で見つけたおしゃれなコルモク
2018年4月 7日
海雲台ビーチの東にある漁港「尾浦（ミポ）」。華やかなビーチの雰囲気と対極にある漁港の趣きが魅力のスポットです。昨秋、この尾浦を歩いているときに見つけ、以来、何度も立ち寄っているのが「尾浦コルモク」。コルモクとは路地や小路の意味で、中国の胡同とも似ています。現在、海雲台ビーチと尾浦の間で、海雲台観光リゾート（超高層ビル群）の大規模工事が進められていますが、このコルモクはすぐそばに位置します。細い通りは入り込んでいくと直進と右折に分かれ、さらに小道もあり、迷路のような空間です。カフェや住居、事務所、アトリエなどが混在していますが、どこかのんびりした空気が漂います。ここは数年前に地域プロジェクトでコルモクとして整備が始まり、少しずつ店舗ができているそうです。漁港と大規模工事の狭間に息づくコルモクで、ひと味違う釜山が感じられます。
☆通りの入り口にグリーンのカフェがあるので、すぐわかります
☆細い路地の両脇に古い建物が密集します
☆ショップやレストランの併設するカフェ、MAISON COTE
☆MAISON COTEは屋上にカフェスペースもあります。コーヒーも美味！
☆潮の香りが新鮮。尾浦では現在も海女の姿が見られます
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。
