ディープさも魅力!釜山でテジカルビ
2024年2月12日
ここ十数年の再開発により、大きく変貌した釜山の街並み。それでも街の片隅に昔のままの風景が残っていると、なんだかうれしくなります。
そんな風景のひとつが「草梁テジカルビ通り」です。ここは元々、朝鮮戦争の際に避難民が集まってきた地域。庶民的な食堂が多く、1950年代後半には港で働く労働者も訪れ、そのときにテジカルビ(豚カルビ)の食堂が増えたのが始まりといわれています。
当時に比べると、テジカルビの店も少なくなりましたが、それでも名店は健在で、地元客や観光客が訪れています。通りには、テジカルビの匂いがたち込め、ディープな光景が見られます。私はおしゃれなカフェが立ち並ぶ釜山も大好きですが、こういう土着的な雰囲気にも惹かれます。テジカルビが好きな人、懐かしい釜山に出会いたい人におすすめです。場所は草梁伝統市場の近く、草梁駅から歩いて5分ほど。
そんな風景のひとつが「草梁テジカルビ通り」です。ここは元々、朝鮮戦争の際に避難民が集まってきた地域。庶民的な食堂が多く、1950年代後半には港で働く労働者も訪れ、そのときにテジカルビ(豚カルビ)の食堂が増えたのが始まりといわれています。
当時に比べると、テジカルビの店も少なくなりましたが、それでも名店は健在で、地元客や観光客が訪れています。通りには、テジカルビの匂いがたち込め、ディープな光景が見られます。私はおしゃれなカフェが立ち並ぶ釜山も大好きですが、こういう土着的な雰囲気にも惹かれます。テジカルビが好きな人、懐かしい釜山に出会いたい人におすすめです。場所は草梁伝統市場の近く、草梁駅から歩いて5分ほど。
(写真/張秀敏)
☆昔ながらの光景を残す路地に、テジカルビ専門店が並びます
☆テジカルビ通りの老舗店のひとつ「南海カルビ」
☆美味!豚肉のうま味が楽しめる生カルビ(150g 1万1000W)
☆味付きテジカルビ。見た目より味は濃くないです(写真は2〜3人分)
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。