【本文】

  1. トップ
  2. コラム
  3. 花紀行
  4. 小原四季桜

コラム 花紀行

小原四季桜

小原四季桜

晩秋に楽しめる花の一つに、四季桜があります。

紅葉と一緒に四季桜がまとまって見られる場所として
人気の愛知県豊田市小原(おばら)地区に行ってまいりました。

小原地区では11月いっぱい「小原四季桜まつり」を開催中。
まずは、4つある会場の中でもメイン会場とされる
小原ふれあい公園へ向かいます。

↑駐車場に入る手前の国道419号からパチリ。

手前の紅葉、薄紅のサクラ、
奥にたたずむ常緑樹(スギかな)の深緑の調和が、
美しくも不思議な感じです。

↑近づいて見てみると、こんなにたくさん花を付けています。
中央付近にハチがいるのですが、わかりますか?

散っている花もありますが、同じ木につぼみもたくさん。
春に咲くサクラのように一斉に花開いてパッと散るのではなく、
秋・冬は次から次へと花が開いていき、
花の時期が長いのが特徴なのだそうです。

観光案内所の方のお話では、
昨年は花の付きがあまり良くなかったけど、
今年は咲きはじめの時期も一週間ほど早く、
花の付きもいいのだそうです。

↑サクラの合間から見えるカエデやイチョウ。
赤と黄色が、とっても鮮やかです。

メイン広場から下の川に向かって木道があり、
散策できるようになっています。

↑同じイチョウを別角度から。

陽の当たり具合や、見る角度によって違う表情が楽しめて、
飽きません。

↑大型バスの駐車場近くの斜面。
こちらは紅葉の合間にサクラが埋もれています。

↑このバランスも面白いですね。

↑赤と薄紅のコントラスト。

↑真っ赤なカエデをバックに、風花が舞っているようです。

↑マメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられており、
花の大きさは、ソメイヨシノより少し小さめで華奢な風情。

春と10~12月に花を咲かせるそうですが、
花の量は秋・冬の方が多くて華やかなのだそうです。

↑こちらの花は、陽当たりや栄養状態の影響か、少し大きめです。

↑よく見ると、白とピンクの花が隣り合って咲いています。

このことに気づいてから、ほかの花もよ~く観察してみると、
色の濃淡はあれど、ほとんどの木で同じように
白とピンクの花が隣り合って咲いていました。

ほんの小さな発見ですが、心が躍ります。

次に、地区内で一番四季桜がまとまって見られるという
「川見(せんみ)四季桜の里」へも足を延ばしてみました。

小原ふれあい公園から、北東に5キロ弱。
ここには約1200本の四季桜があるそうです。

↑山の斜面一面のサクラに圧倒されます。

合間からのぞく真っ赤な紅葉が、花のようにも見えますね。

↑下から山上を見上げたところ。
折り重なって、けむるように咲き誇る四季桜。

↑山上から下を見下ろしたところ。
ふわふわとした薄紅の雪のような花たちの向こうに、
紅葉でおめかしした山が見えます。

じっくりと見て回っているうちに、
あっという間に夕方になってしまいました。

小原地区には、約1万本の四季桜が植わっているといい、
まつり会場以外でもあちらこちらで四季桜が咲いています。

12月前半なら、まだ四季桜や紅葉が楽しめそうなので、
近いうちにもう一度来たいなあ。

今度は朝早い時間から、
丸1日かけて城跡やお寺を回るお花見ウォーキングを計画してみようかな。

名残惜しい思いで、小原を後にしました。

取材日:2014年11月20日

DATA

小原地区

愛知県豊田市小原町周辺
TEL:0565-65-3808(豊田市小原観光協会)
◎「小原四季桜まつり」は11月1日~11月30日。
国道419号沿いに以下の4会場があり、まつり期間中は出店やイベントなどでにぎわいます。
①小原ふれあい公園(豊田市小原支所に隣接)
※期間中の駐車料金500円。
②和紙のふるさと(豊田市永太郎町洞216-1)
※駐車無料、和紙展示館の観覧は高校生以上200円。
③北部生活改善センター(豊田市雑敷町東門84-1)
※駐車無料。
④川見四季桜の里(豊田市川見町堂ノ洞184-1)
※期間中の駐車料金500円。
※山上ルートを歩くには、運動靴がお薦め。

交通アクセス

○公共交通機関
名鉄・豊田市駅から、とよたおいでんバス小原・豊田線「上仁木行」で約60分。
※バス停のある会場は、小原ふれあい公園(「小原大草」停)と、和紙のふるさと(「和紙のふるさと」停)。
○車
東名高速・名古屋ICから猿投グリーンロードへ入り、中山ICから国道419号を瑞浪方面へ約14km。
または、東海環状自動車道・豊田藤岡ICから国道419号を瑞浪方面へ約14km。

取材担当プロフィール

まころーど
名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。

旅コラム
国内
海外