こんにちは、昆虫大好きなわフィスです。

巨大なアリに感動し、ここまで登ってきた坂道の疲れも忘れ、指でアリの後を追う私、

そしてシャッターを切りまくるなぎフィス。。。

 

思いがけぬアリとの遭遇に休憩らしい休憩もとれぬまま、さあ出発するよー！！

 

再び辛い坂が続きます。。

やっぱりきつい。。心の中でさっそく葛藤が起こり、弱音をはきたくなる。。

むーんー。。。でも辛いのはわたしだけじゃない！

後ろから続くメンバーだって同じ思いに違いない。

と思い、力を振り絞りレンズを後ろにシャッターを押した。

。。。え！？？

 

笑ってるよー

そこには、余裕の笑みを浮かべピースをしてみせるあやフィスの姿が。。。

いやあ、あなたには参りました笑

 

この後、私の横をひとり、ふたりと抜かしていき、気がつけば最後に。

もうこれ以上こげない。こぎたくナーイー！！

ふくらはぎは限界だし、外からと内からの熱でもうばてばて。

一番ドベなのに、どんどんみんなとの距離が開いていくのに焦りを感じ、

精神的にもめいってしまった。

 

完全にしょげた私に救いの手はなく、厳しい登りの坂は永遠と続き、

そのうちヘアピンカーブという、車で走ればスリルを感じられる

いわゆるくねくね山道に入り、これまた足腰にくるんですよ。　　ははは笑　（ＴＴ）

 

と、途中であやフィスとよしフィスの姿を発見。

追いついた！

よっかったー

なにやら楽しそうな雰囲気♪♪

 

『きゃははっ！楽しいー！』

『坂、だいすきだー！！！』

 

『　　　　　・・・？』

なんですって？？耳を疑う

 

ふたりは爽やかカップルを演じているのか、

なるほど過酷な坂にやられ、苦しみの向こう側へいってしまったのか、

理解できないでいると

 

『登り坂って楽しもうと思えば楽しいよ。』

『自分のペースで行こう♪八分目までのがんばりでイーンダヨ！』

『一定のペースをつかめば、余裕ができて。ほーらあそこに花が咲いてる♪』

『緑がキモチイー！！』

 

ふたりは完全に楽なペースをつかみ、この地獄のような上り坂を楽しんでいる。

 

私はただもくもくと、みんなに追いつくことだけを目標に登ってきたけど、

ここまでの道のりを思い返すともったいなく思えてきた。

ふと周りを見渡すと、いつのまにか町が見下ろせる高さまできていて

遠くには大小の山々が連なっている様子が素晴らしく、足下には緑が広がり

ツツジが花咲かせていた。

 

ふたりに励まされ、それからの道は自分のペースに乗って、

無理なく走ることが出来た

 

なんでも気持ちの持ちようだと思った、みんなのお陰だ◎　　　　　　撮影；ＮＡＧＩフィス

 

さあ、目指すは白樺湖！

 

あと２キロ！！もう一踏ん張りだ！！

 

しばらく走ると前方から叫び声が流れてくる。

 

わーーーーーー！！！きれーーーーい！！

 

左手に高原らしき風景がみえ☆隠れ★

 

 

何かが近づいてきた予感。。

 

ザザーーーン★☆★

 

 

右手に見えて参りましたのは、白樺湖でございます☆

 

着いたー！！

湖にはボートが浮かび、釣りをする人や、犬の散歩をする人

子連れのファミリーで、穏やかな休日という感じだった。

さすが、白樺湖。イメージ通りだ。

 

チャリフィスも湖バックに、はい仲良しポーズ☆

 

いやあーみんなほんとにがんばった！

こんなに登りに徹したサイクリングは初めてだった

自分をどれだけ褒めてあげたかわからない程、

充実感で満ち満ちだった。。。

 

おっと、そんなに想いにふけっている時間はないんだった。

まだまだ目指す場所は上にあって、ここからが勝負所だってこと

このときはまだ、誰も知らなかったんだ・・・

ドラマ予告風に仕上げてみました笑

 

次は夢の高原サイクリングに向けて、しゅっぱーつっ！！