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【京都の祇園祭】四条烏丸西入ル・東入ルの鉾町

2023年7月14日

祇園祭の京都からこんにちは! 賀茂ナス子です。
7月1日に吉符入りしてから、早くも2週間が経ちました。

今年の祇園祭は、4年ぶりに本来の形で開催される予定です。
10日の夕方、京都市役所前で「お迎え提灯」の行列に遭遇しました。

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八坂神社を出発して京都市役所まで巡行し、京都市役所前で踊りなどを奉納。
そのあと、御旅所を通って八坂神社へ戻り、西楼門前の石段下で「神輿洗い」の神輿を迎えるという神事です。

日常生活の中に伝統行事が溶け込んでいる京都。
前祭の鉾町では山鉾建てが始まり、会所などからはお囃子の音色も聞こえてきます。

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豪華絢爛な懸装品をまとった山鉾の姿も魅力ですが、伝統の技を見学できるのが山鉾建て。
クギを1本も使わず、稲わらの荒縄だけで柱や梁が固定される「縄がらみ」という技法だそうです。

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祇園祭のハイライトとなる山鉾巡行も、職人さんたちの丁寧なお仕事の上に成り立っているのだと実感します。

山鉾の数は、前祭23基、後祭11基のあわせて34基。
鉾建て期間に、京都出身のロックバンド「くるり」の楽曲にも出てくる「四条烏丸西入ルの鉾町」を歩いてみました。

真っ先に目に入るのは「函谷鉾(かんこほこ)」。
「くじ取らず」で先頭から5番目に巡行し、稚児人形が乗る山鉾としても知られています。

鉾から空に向かってまっすぐに伸びるのは「真木(しんぎ)」。
函谷鉾の「鉾頭(ほこがしら)」は、三日月と山の形が特徴的ですね。

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京都中央信用金庫本店は、まさに「函谷鉾町」にあります。

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そして、「四条烏丸東入ルの鉾町」といえば「長刀鉾(なぎなたほこ)」。
函谷鉾から四条通を東に歩いてすぐの長刀鉾町に建つ山鉾です。

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「くじ取らず」の1番目であり、現在も本物のお稚児さんが乗る唯一の山鉾として有名ですね。
四条通を挟んで、同じ町内の「ハンズ京都店」が長刀鉾越しに見えるのは、ここ10年ほどの光景です。

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12日には、組み立てられたばかりの山鉾を試しに引く「曳き初め」が行われました。
曳き初めの先頭を飾ったのは函谷鉾です。

その夜に四条通を歩くと、駒形提灯の灯りがともった函谷鉾からお囃子が聞こえ、夢を見ているような気分にもなりました。

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いよいよ、この週末は前祭の宵山、山鉾巡行が行われ、鉾町もさらに多くの人でにぎわいます。
山鉾見物をされる方は、熱中症対策も万全にしてお出かけくださいね。

■函谷鉾(かんこほこ)
京都市下京区四条烏丸西入ル函谷鉾町
阪急烏丸駅・地下鉄四条駅から徒歩2分

■長刀鉾(なぎなたほこ)
京都市下京区四条烏丸東入ル長刀鉾町
阪急烏丸駅・地下鉄四条駅から徒歩すぐ

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取材担当プロフィール

賀茂 ナス子

京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi