鷹山の「食べられる厄除けういろう粽」
2023年7月31日
京都から暑中お見舞い申し上げます。賀茂ナス子です。
7月1日の「吉符入り」から31日の「夏越祭」まで、1ヶ月におよんだ祇園祭も幕を閉じました。
ナス子が今年、手に入れた粽(ちまき)は「鷹山(たかやま)」のもの。
小さな絵馬がついた粽です。
鷹山は昨年、196年ぶりに後祭の山鉾巡行で復活。
「鷹狩」にちなんだ曳山です。
「鷹遣(たかつかい)」「犬遣(いぬつかい)」「樽負(たるおい)」の3体の御神体がまつられています。
なかでも「樽負」は、樽を背負って粽を食べている御神体。
このことから、鷹山では「食べられる厄除けういろう粽」も授与されています。
製造販売しているのは、鷹山と同じ三条通、堀川に店をかまえる「伊勢源六たちばなや」さん。
前祭・後祭のすべての山鉾のなかで、粽そのものにゆかりのある山鉾は鷹山だけなのだとか。
また、後祭の宵山では、鷹山のご近所の「ちおん舎」で「鷹匠」による特別講座も。
その名も「鷹と生きる時代」。
「狩鷹」がテーマの墨絵画展も同時開催されていました。
鷹山とは関係ありませんが、ひょんなことから鷹匠とタカに出会うことができました。
ますます暑さが厳しい京都ですが、この1年も無病息災で過ごすことができますように。
■伊勢源六たちばなや
京都市中京区三条通堀川東入橋東詰町16
市バス停堀川三条下車、徒歩1分
※今年の「食べられる厄除けういろう粽」の販売は終了。
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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