九州を出て!「奥出雲おろち号」乗車③
2016年11月14日
木次線(宍道―備後落合駅)の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」は、13時51分に出雲坂根駅に到着。行き違いの備後落合行きの普通列車が発車。
出雲坂根駅で12分停車しますので、乗客も降りて駅内を散策(上・下)。ここには延命水と呼ばれる名水が沸いています。
駅構内で販売していた焼鳥、地元の新米を使った餅とおにぎりを買いました(上・中・下)。
ホームにいた人たちに手を振られて、出雲坂根駅を出発。
ゆっくり、のんびり走るトロッコ列車。
八川駅では、事前に電話で注文していたトロッコそば弁当730円を届けてくれました。早速、車内で頂きます。舞茸がいいアクセント(上・中・下)。
田園風景の中を進むと、間もなく松本清張・砂の器の舞台となった亀嵩駅。
亀嵩駅でも注文していたそばをホームに届けてもらいました(上・下)。
14時50分、出雲三成駅に到着、私たちはここで下車。木次線の中では、大きな駅で特産品市場もありました(上・中・下)。
ホントは「奥出雲おろち号」の終着・木次駅まで乗車したかったのですが、15時12分発のこの普通列車が備後落合駅に戻る最終。乗客は鉄道ファンがほとんど。(上)。「奥出雲おろち号」を見送ります(下)。
途中、出雲横田駅で21分も停車します。1934(昭和9)年に建てられた駅舎は、近くの稲田神社を模しています(上)。備後落合行きの定期列車は1日3本です(下)。
亀嵩駅で買った手打ちそば弁当500円を待合室で頂きます(上・下)。そばの実を石臼でひき、手打ちで仕上げているそうです。
雨が落ちてきた出雲坂根のスイッチバック、三井野原大橋(上)を眺め、16時59分に備後落合駅に到着。私たち以外の乗客は、芸備線・三次行きに乗り換えます。
その後、備後落合駅近くに置いていたレンタカーで広島市内へ。
広島カープの25年ぶりのセ・リーグ優勝で路面電車も、”おめでとう”であふれています(上・下)。
カープ優勝記念電車にも遭遇。
広島市内では、お好み焼き三昧(上・下)でした。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。