「SLやまぐち号」①
2017年9月27日
長門湯本温泉=山口県長門市=に宿泊し、翌日、JR山口線を走る上り「SLやまぐち号」に乗車しました。
博多駅から山陽新幹線で新山口駅へ。下り津和野行「SLやまぐち号」を見送り・・・この日は出発シーンのみです。
新山口駅は新幹線のほか、山陽本線、宇部線、山口線の在来線ターミナルです。2003(平成15)年まで、その地名から小郡駅でした。
「SLやまぐち号」が発車する1番線ホームには”SLひろば”があり、D51型蒸気機関車の動輪(上)、記念撮影用の顔出しパネル(下)などがあります。
山口線の旅を紹介する案内板。
「SLやまぐち号」は、1979(昭和54)年から小郡駅⇔津和野駅=島根県=62.9kmで運行が始まりました。9月2日(土)から客車が35系の新型客車になっています。写真は運行開始から使用され引退したレトロ客車。*7月に撮影
10時30分過ぎに、バックで入線して来ました。
1号車はグリーン車で、戦前の特急「富士」、戦後の特急「はと」「つばめ」で活躍した1等展望車マイテ49がモデル。開放型展望デッキが設けられ、車内には展望室、ボックス席も(上・中・下)。
2号車~5号車は普通車で4名ボックスシート。ホームには昭和の雰囲気が漂います(上・下)。
「SLやまぐち号」をけん引するのは、C57型1号機。1937(昭和12)年に製造された蒸気機関車です。
1番線で10時50分の発車を待つ「SLやまぐち号」(上・下)。
5号車にも開放型展望デッキが付きました。
たくさんの人に見送られ、長い汽笛を響かせ出発(上・中・下)。
津和野駅まで2時間弱の汽車旅です。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。