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【愛知】家康天下取りへの道、ラリーイベント始まる 春日井・太清寺と日進・岩崎城

ジャンル・エリア : 愛知 | 文化 | 歴史 | 神社・仏閣  2022年12月06日

(左)太清寺の記念証(右)岩崎城歴史記念館の記念証

(左)太清寺の記念証(右)岩崎城歴史記念館の記念証

 ともに徳川家康にゆかりの深い春日井市勝川町2の太清寺と、日進市岩崎町にある岩崎城の歴史記念館をつなぐラリーイベント「徳川家康天下取りへの道」が、6日から始まる。期間内に両地を訪れると、それぞれの地名入りの2枚1セットの記念証がもらえる。 (磯嶋康平)

 寺が立つ場所には戦国時代に阿弥陀堂があり、小牧・長久手の戦い(1584年)で家康が近くで休息を取った際、「勝川」という地名を吉兆と喜んだ。この戦いで岩崎城の城主丹羽氏次は徳川方につき、「軍に勝川にて敵をきり雨降り申候」と句を詠んで家康を喜ばせ、合戦に赴いたとの逸話が残る。

 ラリーは参加無料で先着順に300人まで。まず、太清寺で12月25日までに、1枚目の記念証と引換券を受け取る。来月29日までに歴史記念館を訪れて引換券を提出すると、2枚目の記念証がもらえ、氏次が詠んだ句が完成する。引き換えは1人1回。

 来年の大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、家康が当時どんな行動を取ったのか思いをはせてもらおうと、同館と春日井市観光コンベンション協会が企画した。協会の担当者は「両地にこんな歴史があったことを知ってもらえれば」と、参加を呼びかけている。

 受け付けは太清寺が午前10時~午後3時(月曜休み)、同館は午前9時~午後5時(月曜と、12月28日~1月4日休館)。