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【福井】ヴェロキ館で鏡の迷路に挑戦 かつやまディノパークが14日新装オープン

ジャンル・エリア : テーマパーク | 展示 | 福井  2023年07月13日

今回新たに設置され、訪れた園児を出迎える実物大のカマラサウルス(中央)。奥右の建物は新設のヴェロキ館=勝山市の長尾山総合公園で

今回新たに設置され、訪れた園児を出迎える実物大のカマラサウルス(中央)。奥右の建物は新設のヴェロキ館=勝山市の長尾山総合公園で

 勝山市長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)にある体験施設「かつやまディノパーク」が14日、リニューアルオープンする。新たな建屋を開設。鏡張りの迷路などが楽しめるほか、パーク内の恐竜や昆虫のロボットも増やした。公園内にある県立恐竜博物館も同じ日に新装開館し、ともに新たなスタートを切る。12日には報道機関などを対象とする内覧会が開かれた。

 パークは、多くの恐竜や巨大昆虫のロボットが配置された森を巡る体験施設。新たな建屋は木造2階建てで、建築面積は317平方メートル。「ヴェロキ館」と名付け、ヴェロキラプトルが屋根を歩いているデザインにした。

 また、全面鏡張りの「恐竜迷路」を新設、別の場所にあった「巨大昆虫冒険ツアー」の乗り物の発着場を移設し、恐竜が住むジャングルのようなBGMが流れる中で、アトラクションを楽しめる。

 パーク内の恐竜を44体から54体に増やし、パーク入り口のゲートの上にはカルノタウルスを配したほか、既存の休憩施設「カマラ館」の前には巨大なカマラサウルスを置いた。昆虫は、タランチュラなどを増やして32体から39体にした。

ヴェロキラプトル(中央上)が潜む中、合わせ鏡の迷路に挑戦する園児ら=勝山市の長尾山総合公園で

ヴェロキラプトル(中央上)が潜む中、合わせ鏡の迷路に挑戦する園児ら=勝山市の長尾山総合公園で

 公園の管理運営に当たるNPO法人・恐竜のまち勝山応援隊の伹川弥生副理事長は「恐竜が増えて迷路ができたことで従来の2倍楽しい施設になった」と話していた。パークの入場料は中学生以上1000円、3歳~小学生800円。

 (平林靖博)