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【福井】芝政ワールドに「恐竜の森」オープン とどろく鳴き声、森を歩いてミッション挑戦

ジャンル・エリア : オブジェ | テーマパーク | 展示 | 福井  2024年03月12日

肉食恐竜エリアにいるティラノサウルス(右)。鋭い歯の生えた口を動かす

肉食恐竜エリアにいるティラノサウルス(右)。鋭い歯の生えた口を動かす

 テーマパーク「芝政ワールド」(坂井市三国町浜地)に、国内最大級をうたった恐竜アトラクションが完成した。木々に囲まれた全長1キロの起伏のあるコースに、30種類60体超の恐竜ロボットを配置。参加者は恐竜がすんでいるかのような森を歩きながら、ミッションに挑戦する。オープン前日の8日、報道陣に公開された。

 名称は「恐竜の森」で、広さは2万6千平方メートル。敷地内にあった自然の森を活用した。コースの前半は草食恐竜のエリア。親子のトリケラトプスや、全長20メートルのマメンチサウルスが次々と姿を現す。肉食恐竜のエリアにはスピノサウルスやティラノサウルスなどが潜む。鳴き声が響き、大きな体で顔などを動かす姿は迫力たっぷりだ。県内で化石が発見されたフクイサウルスなどもいる。

 アトラクションは、絶滅した恐竜が芝政の森に生息しているとの設定。未知のエネルギー「ディノエネルギー」を集め、恐竜の卵をふ化させるミッションに参加する。

 参加者は、森の中に設置された複数のチェックポイントを回り、専用のカードを使ってエネルギーを集める。受け付けの建物は「恐竜研究所」となっており、ミッション完了後には複数の種類があるオリジナルの恐竜カードがもらえる。

草食恐竜エリアにいるマメンチサウルスの親子。親恐竜(右側)は全長20メートルと迫力満点=いずれも坂井市三国町浜地の芝政ワールドで

草食恐竜エリアにいるマメンチサウルスの親子。親恐竜(右側)は全長20メートルと迫力満点=いずれも坂井市三国町浜地の芝政ワールドで

 コースの途中には、トンネルのようにくぐれる「謎の巨大恐竜の骨」や「作業小屋」などがある。広報担当は「テーマパークならではの体験型ミッションや写真撮影を、子どもから大人まで楽しめる。北陸新幹線で遠方から来るお客さまにも、恐竜の世界を体感してほしい」と話す。

 料金は1回800円で、7歳未満は保護者の同伴が必要。別途、芝政の入場料(中学生以上1500円、3歳から小学生と65歳以上各1000円)が必要。

 (坂本碧、山本洋児)