ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 特産 | 石川 2023年08月31日
夏の加賀野菜で希少品目の魅力を広めるフェア「加賀野菜レアベジパン・ウィーク」が31日から、金沢市内のパン屋12店舗でそれぞれ始まる。30日には、各店舗が金沢市の金沢未来のまち創造館に集まり、創作したオリジナルパンをPRした。
使用したのは「ヘタ紫なす」、「加賀つるまめ」、「赤ずいき」、「二塚からしな」の4品目。「二塚からしなベーグル」や「赤ずいきキムチとチーズデニッシュ」などと、素材の特徴を生かした個性豊かな品がそろった。
金沢市富樫の「パン・ド・ファンファーレ」は加賀つるまめを使ったパンを創作。バゲットを土台に、ベーコンやチーズを載せて焼き上げた。試作では「色味をつけるのに苦労した」が、バジルを効かせた自家製のソースであえることで緑色を引き立たせたという。
市農産物ブランド協会が主催し4回目。加賀野菜15品目のうち、生産者や流通量が少ない6品目を「レアベジ」と名付け、知名度向上や消費拡大を狙う。
フェアは前半(31日~9月14日)と後半(9月15日~同30日)の2部制で、各6店舗ずつそれぞれの店でパンを販売する。(西川優)