【香港】電脳街探検
2017年2月13日
電脳街といえばかつては東京・秋葉原でしたが、すっかり「オタクの街」に様変わりしてから、かつてのようなおもしろみはずいぶん減りました。
香港には深水埗や旺角など、たいして広くない街にいくつも電脳街があります。それぞれ雰囲気が違うのですが、小さな店が所狭しと並んでいるのは共通しています。そして、どこも大勢の人でごった返していて、往年の秋葉原を彷彿とさせます。
割れたスマホの液晶をその場で直してくれるショップを見ていると、手先の器用さに驚かされます。目の前で技を見せるのが、いちばんの宣伝になるようです。
ネットショップ全盛の時代ですが、やっぱり小さなショップで探し物を求め、あてどもなく歩くのは電脳街を楽しむいちばん基本ではないかと感じました。値段はいまどきは世界どこでもそうそう変わらないのですが、品数の豊富さには圧倒されます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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