【ハンガリー】ブダペスト空港2
2024年2月12日
ブダペスト空港に着いて今回いちばん驚かされたのは、中国語の看板に出迎えられたことです。
「温泉之国」と「匈牙利(ハンガリー)」が自らを形容し、「手を取り合って、未来を共有しましょう」と「熱烈歓迎」しているのは、中国語がわからなくとも読み取れます。
ほかにも空港内の案内板には中国語表記があります。これらはコロナ禍前はなかったように思います。あったとしても、これほど露骨ではありませんでした。
到着フロアには実際、中国からの団体客が大勢いて、ガイドから説明を受けていました。タクシー乗り場にも中国人の姿が目立ちました。
40年ほど前、似たような光景を欧州の街でよく見かけたのを思い出しますが、このときは日本人でした。ただ欧州の人には同じアジア人にしか見えないのはたしかなので、よい関係を築いていってほしいと期待しています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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