【スロヴァキア】猫騒動
2018年7月 2日
わが家の物置で野良猫が子猫を3匹生んだのに気づいたのは、少し大きくなったときでした。黒2匹とキジ1匹です。
野良には野良の掟があるのだろうと見守っていました。保護団体に連絡したところ、乳離れした段階で引き取り、母猫には去勢手術をすることになりました。
しかし、ある日、母猫が黒い子猫を1匹だけ連れて姿を消しました。これは大変なことになったと思い、SNSを通じて飼ってくれる人を探しました。
結局、チェコの知り合いが見つけてくれた飼い主に嫁いでいきました。幸い小さな子どもがいるお宅だったので、とても楽しそうにしている写真が送られてきて、ホッとしました。
スロヴァキアでもチェコでもペットショップに猫も犬も売っていません。法律で禁じられているためです。飼うにはブリーダーから買うか、保護団体から引き取るか、今回のように個人からもらうしかないのです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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