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道南・長万部町のかにめし

2018年12月19日

北海道の有名な駅弁といえば、森町のいかめしと長万部町のかにめしが双璧ではないだろうか。森町のいかめしは、前回触れたので今回は長万部町のかにめしが登場。函館出身のボクにとって長万部町もかにめしも、決して遠い存在ではないのだが、JR長万部駅という駅にはたまたま縁がなく、今月初めて行って非常に新鮮な気がしたのだ。

 

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その長万部駅のすぐそばにあるのが、カネカツかなや食堂(長万部町字長万部39番地)、そしてすぐ並びにある駅弁かにめし本舗(駅弁直売所)と表示されているのが、かなや本店なのだ。

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 昭和25年に長万部駅で販売し始めた「かにめし」がヒットして、すっかり北海道を代表する駅弁の横綱クラスになっている。その駅弁として有名になった、かなやのかにめしを食べれるお店が昭和ムードたっぷりのカネカツかなや食堂なのだ。初代の社長が金谷勝次郎さんだったので、「カネカツ」という屋号になったという説が有力。町内で金谷旅館という宿を営んでいて、長万部駅を利用する客に巻き寿司を持っていったところ、大変喜んでもらったということがきっかけで、長万部駅に巻き寿司やお弁当を運んでいたと伝えられている。面白いのは、この店のメニューには、そんな創業時代の話やお店が改装された当時の話が写真付きで面白おかしく書かれている。それがけっこう読み物として面白いのだ。

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そしてもちろん、長万部名物かにめしが弁当と同じ1180円で食べることができるのだ。

 さらにすぐ横にある駅弁直売店「かなや本店」には列車を再現した無料休憩所「自由席」がオープンしている。ここは実際に運行していた快速列車のリクライニングシートを休憩スペースに設置し、何となく列車に乗っている気分でかにめしを味わえるようになっている店なのだ。恐るべし「かなや本店」、恐るべし長万部のかにめしなのだ。

 

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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi