いにしえのロマンを感じる☆釜山市内の古墳群
2017年11月17日
先日、蓮堤区盃山公園の裏手にある、SNSで話題の手打ち麺専門店に行ってきました。その際に偶然、見かけたのが盃山公園「蓮山洞古墳群(国家指定文化財)」の小さな看板でした。蓮堤区は釜山の真ん中ぐらいに位置し、市庁舎も置かれるエリアです。まさに「こんなところに古墳?」という感じで、細い道を登って行くと、緩やかな丘陵が広がり、古墳がいくつも並んでいました。園内の案内板を見ると、18基の古墳があり、三国時代に当地域を支配した人々の墓とのことでした。山の斜面には1000以上の小さな墓が残され、周辺からは土器なども発掘されたそうです。東莱区にある福泉博物館 古墳公園が、三国時代の釜山を代表する古墳群として有名ですが、蓮山洞にも古墳群とは本当に感動しました。ふらりと古墳見学をするのにおすすめです。(蓮山洞古墳群/地下鉄1•3号線蓮山駅よりタクシーで約5分)
☆盃山公園内、のどかな空気が漂う中、古墳が並んでいます
☆古墳群のまわりをのんびり散策。足下から土の感触が伝わります
☆盃山公園入口から古墳群までの遊歩道
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。