これは北海道の象徴なのだ
2017年12月25日
ちょっと小さいが正面から見て、入口の上の方についている赤い星のマークは、サッポロビールのマークではなく、北海道開拓使のシンボルなのだ。
札幌都心部にあるこのアメリカ風ネオ・バロック様式の建物は、1888(明治21)年から約80年間に渡って北海道の政治の舞台となった北海道庁旧本庁舎(通称:赤れんが庁舎)だ。
今年(平成29年)は11月から雪がドドーンと積もり、最早、除雪にパワー全開しないと歩くのすら大変な状態。そんな真冬の赤れんが庁舎だが、夏はもちろん、冬だって寒さに負けずさまざまなイベントを開催している。
年が明けてから1月19日~2月25日の夜は、前庭で「プロジェクションマッピングin赤れんが」が、1月21日は14時から2階2号会議室でアートパフォーマンスin赤れんが「午後のア・ラ・カルト~ピアノトリオのひととき~」が開催される。
また、赤れんが庁舎の内部も通常8時45分から18時まで予約なしで無料で入館できる。内部は一部現在も事務スペースとして使用されているが、1階は北海道の歴史資料ギャラリーなど、2階は樺太関係資料や北方領土関連の資料が展示されている。
北海道、特に札幌観光に来るのであれば、北海道のシンボルの一つ、この赤れんが庁舎にはぜひおよりいただきたい、四季それぞれに前庭も楽しい散策をさせてくれる。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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