京阪七条駅ぶらり【後編】
2021年12月31日
こんにちは。賀茂ナス子です。
あっという間に年が明けようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。
京阪七条駅の近くの豊国神社では、寅年の巨大な絵馬が展示され、お正月準備が進められていました。
国宝の唐門の前で出迎えてくれるこちらの巨大な絵馬は、地元の京都女子大学の学生さんが制作したものだそう。
京都美術工芸大学の学生さんが奉納した「招福白虎」と名づけられたトラの置物も鎮座しています。
豊臣秀吉公もお正月を指折り数えてソワソワしているのかもしれませんね。
さて、豊国神社や京都国立博物館、三十三間堂などが点在する東山七条。
今回は、参拝や散策の途中に立ち寄りたいお店をご紹介します。
赤いアーケードが目印のコーヒーショップ「喫茶アマゾン」です。
自家焙煎珈琲と、こだわりのパンを使ったサンドイッチやトーストサンドイッチいただけるお店。
「今週のランチセット」は、週替わりのサンドイッチが楽しめます。
この日は「アボカドトースト」と「ハムサンド」のセット。
「アボカドトースト」は、かつお節や海苔がのった和風トースト。
「ハムサンド」はシャキシャキのレタスやキュウリがサンドされています。
ドリンクもセットで、少し暖かかったのでアイスコーヒーをチョイス。
2回目に訪れたときの「今週のランチセット」は「ホットサンド ハムチーズ」でした。
寒い日にうれしいホットサンドにサラダもついて、大満足のひと皿です。
3度目に訪れたこの日のランチセットは「エビのホットドッグ&ミニサンド」。
ホットドッグに挟まれているエビフライは有頭でプリプリ。
玉子とキュウリのミニサンドもふわふわで、ぺろりといただけました。
週替わりのサンドイッチを目当てに、これからも通いたくなる「喫茶アマゾン」。
席は1階と2階を選べ、それぞれカウンター席とテーブル席があります。
七条通を眺められる2階のカウンター席がナス子のお気に入りです。
自家焙煎のコーヒー豆は挽き売りもしてもらえます。
テイクアウトメニューもあるので、おうちで喫茶店の味を楽しむこともできますよ。
豊国神社の鳥居前に建つ「甘春堂 東店」の和菓子も、おみやげにいかがでしょうか。
「京の大佛餅所」の看板が目を引く東店には、「茶房 撓(しほり)」が併設されています。
なかでもナス子のお気に入りは「大佛餅(大仏餅)」。
かつてこのあたりに存在した「京の大仏」にちなんだ京銘菓です。
職人さんがひとつずつ手づくりしたもので、やわらかなお餅が口の中でとろけます。
その昔、方広寺の門前で売られていたお餅を再現したという「大佛餅(大仏餅)」。
当時のようすが描かれた包装紙もすてきですね。
さらに、東店の前の正面通を西に進んだ川端通には「甘春堂 本店」があります。
こちらでも「大佛餅(大仏餅)」が販売されています。
にぎやかな四条大橋と五条大橋の間にある正面橋。
その前を走る正面通にも、見どころがたくさんあります。
京都に観光に来られた際は、正面通を散策してみるのも楽しいですよ。
京都国立博物館では、1月2日(日)より新春特集展示「寅づくし -干支を愛でる-」が開催されるようです。
まだまだ心配ごとの多い世の中ですが、2022年が皆様にとってすてきな日々でありますように。
来る年もどうぞよろしくお願いいたします。
■喫茶アマゾン(きっさあまぞん)
京都市東山区鞘町通七条上ル下堀詰町235
京阪七条駅から徒歩2分
■甘春堂 東店(かんしゅんどう ひがしみせ)
京都市東山区大和大路通正面下ル茶屋町511-1
京阪七条駅から徒歩7分
■甘春堂 本店(かんしゅんどう ほんてん)
京都市東山区川端通正面下ル上堀詰町292-2
京阪七条駅5番または6番出口から徒歩3分
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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