雪の日の鞍馬寺
2022年1月31日
こんにちは。賀茂ナス子です。
今年は元日から雪が降り積もった京都。
天狗と牛若丸(源義経)の伝説で知られる鞍馬寺を参拝しました。
こちらのお寺には「あうんの虎」がいるので、寅年の今年、とくに注目されています。
叡山電車の鞍馬駅で出迎えてくれる、巨大な天狗の像。
こちらは2019年に代替えした二代目ですが、自慢の鼻にしっかりと雪が積もっていました。
初代の天狗の像のように、積雪で鼻が折れてしまいませんように。
鞍馬駅前に鎮座する「あうんの虎」も雪化粧。空気が澄んで、より凛々しく感じられます。
同じ京都市内に住んでいても旅気分を味わえる、パワースポット・鞍馬。
叡山電車の鞍馬駅に展示された天狗のお面の数々が、ミステリアスな世界へといざなってくれます。
子どものときに見たら、天狗の顔が怖くて近寄れなかったかもしれません。
鞍馬駅を出ると、昔ながらのみやげもの店が建ち並んでいるのもワクワクします。
「天狗せんべい」「牛若餅」など、鞍馬らしいおみやげもたくさんあります。
なかでも「木の芽煮」は、牛若丸が食べていたアケビのツルなどの塩漬けから生まれた名産品なのだとか。
駅前に並ぶお店で、それぞれの自慢の木の芽煮が販売されていますよ。
日本一短いといわれるケーブルカーに乗り換えて、山の中腹にある鞍馬寺へ向かいます。
山道を歩いて参拝することもできるのですが、積雪のため迷わずケーブルカーに。
ご覧のとおりの雪模様です。
山道の途中には「鞍馬の火祭」で知られる由岐神社などがあります。
ハイキングシーズンになったら、歩いて参拝してみたいですね。
鞍馬寺の境内でも「あうんの虎」が出迎えてくれます。
あうんの虎は絵馬などにも描かれ、お正月のみに授与されるお守りもあります。
雪が降り積もると京都の山やまち並みがより美しく見えますが、足もとはすべりやすくなっているのでご注意くださいね。
■鞍馬寺(くらまでら)
京都市左京区鞍馬本町1074
叡山電車鞍馬駅からケーブルに乗り換え、ケーブル多宝塔駅から徒歩10分(鞍馬寺本殿まで)
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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