京都市の姉妹都市・キーウ(キエフ)市
2022年3月31日
桜色に染まる京都からこんにちは。賀茂ナス子です。
今週、京都の桜(ソメイヨシノ)の満開が、気象庁によって発表されました。
先々週末には京都府の「まん延防止等重点措置」も解除され、多くの人が京都に戻ってきています。
そして今、多くの人が心を寄せている国といえば、ロシア軍の侵攻が続くウクライナ。
京都市は、ウクライナの首都・キーウ(キエフ)市にとって、世界でただひとつの姉妹都市です。
3月のはじめに京都市役所前広場に献花台が設置され、現在も花束やメッセージが寄せられています。
過去に、キーウ市の子どもたちによって描かれた絵画も展示されています。
毎年秋に京都市で開催されている「姉妹都市交歓作品展」のために、交歓作品として届けられたものだそう。
なんの罪のない子どもたちを含む多くの市民の日常や未来が奪われたことに、心が痛む日々です。
献花台が設置されているのは、京都市役所前広場にある「友好記念碑」の前。
2001年に、キーウ市との姉妹都市提携30周年とウクライナの独立10周年を記念して、キーウ市から寄贈されたものだとか。
記念碑の四方にはキーウ市の市章「聖ミカエル」、聖ソフィア寺院と鹿、コウノトリ、ウクライナの国旗が彫られています。
そして記念碑のトップには「聖ミカエル」のミニチュア像が輝き、献花台を見守っています。
先月末には、ウクライナからの避難民の受け入れに向けた「ウクライナ・キエフ京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク」が発足。
キーウ市にとって唯一の姉妹都市である京都市に暮らす私たちができることを考えたいと思います。
そして、キーウ市の子どもたちによって描かれた楽しく平和な光景が、1日も早く戻ることを願うばかりです。
■キエフ友好記念碑(きえふゆうこうきねんひ)
京都市中京区寺町通御池上ル上本能寺前町488(京都市役所前広場)
地下鉄京都市役所前駅から徒歩すぐ
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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