宮古島!!!!!
2009年8月26日
久しぶりの更新となってしまいました。。。
お詫びといってはなんですが、二ヶ月分の写真をアップしちゃいますね。
実はつい先週行ってきたのです、念願の宮古島!
というわけで、つたない旅行記をどうぞ★
あ、その前に宮古島についておさらい。
沖縄本島から南西に約300キロに位置する沖縄県で四番目に大きい島(総面積約204キロ)が今回紹介する宮古島です。
標高が低く、過去の海進時に水没して以来、他の島と陸続きなる機会がなかったこの島は、なんとハブがいないのです。ありがたや。
平成大合併で宮古島市・多良間村となりましたが、大小8つの島で構成されていて、中心の宮古島と橋でつながっているのは池間島・来間島のみ。
橋の建設が進む伊良部島の他に、下地島・大神島・多良間島・水納島などがあります。
一泊二日ということで、今回は宮古島をメインにまわってみました。
那覇空港を離陸して約45分、あいにくの曇り空のなか、到着してすぐに向かったのは与那覇前浜ビーチ。
きゃー、曇りというのにこの海の蒼さはなんなんでしょう!
まるで作り物のような真っ白な砂浜がどこまでも続いています。
毎年四月に開催されるトライアスロン宮古島大会のスタート地点でも知られるビーチですが、私がお邪魔した時にはジェットスキーやバナナボートを楽しむ観光客でにぎわっていました。
そして海の向こうにはこれから目指す来間島が。
いつまでもぼーっとしていたい気もしますが、心を鬼にしてビーチを後にしました。
この島出身の友達に必見だと教わった来間島高台にある竜宮城展望台。
目の前に広がる景色に息をのみました。
こんなに鮮やかなエメラルドグリーン、今まで見たことがありません。
沖縄で生まれ育った私でもそう思うのですから、県外から訪れた方が"理想郷"というのも無理はありませんね。
時が経つのを忘れてしばらく眺めていました。
そして、私はどうやらぼーっとし過ぎたようです。
この後、えんえんと道に迷ってしまい、ふと横を見ると宮古牛?
「そうだ、夕食は宮古牛を食べよう!」なんてのんきに友達と話していると、草のトンネルの先に砂浜が!
気付けば長間ビーチにたどり着いていました。
人影もまばらでなんだか落ち着く場所。
遠浅でカナヅチの私でも楽しめそうな海です。
ただ木陰が見つからず、泣く泣く次のビーチへと向かいました。
そしてたどり着いたのがイムギャーマリンガーデン!
入り江を利用した遊歩道や多目的広場なども整備されてます。
シーカヤックを楽しむ団体さんもいましたよ。
お話をきいたところ、クリアタイプのカヤックもあって、潮風に吹かれながら熱帯魚やサンゴ礁も満喫できて最高の島時間を過ごせるんだとか。
あいにく予約制だったので、断念し砂浜で遊ぶことに。
なんでも手前に見える岩を越えると一気に深さが増すとのことで、その近くで潜って遊ぼうということになりました。
が、私はいかにもリゾートちっくなパラソルがあったので、はしゃぐ友達をよそに、お昼寝しちゃいました。
せっかく海に来たのに入らないあたりが沖縄人らしさ、でしょうか。ふふふ。
リフレッシュしたところで、宮古島一の景勝地・東平安名崎へ。
太平洋と東シナ海に面する細長い半島は、日本都市公園100選にも入ったんですって。
97段の急な階段を昇って灯台のてっぺんまで行っちゃいましたよ。
えーっと、私の稚拙な表現なんていりません。
360度水平線が眺められるこの景色の前では言葉なんていりません。
宮古島へと向かう際には必ず寄ってくださいね。
そうそう、実は宮古焼体験教室なんてものにも参加しましたよ。
南蛮焼の手法を取り入れた宮古焼、もともと私はその風合いが好きで興味があったのです。
宮古島の鉄分豊富な土を使う『みやこ焼』さんにお邪魔しました。
勇壮なシーサーがお出迎えです。
オリジナルシーサーか陶器のどちらか選べるのですが、私はろくろをまわしてみたくて陶器作りにチャレンジ。
みなさん、ろくろって経験したことありますか?
結構難しいもんなんですね、先生と一緒じゃなきゃすぐふにゃふにゃになってしまいました。
9割がた先生が作った気もしますが、なんにせよ初めての作品はお皿・ご飯茶碗・ビアグラスです。
四色から焼き色を選ぶ時、少し迷いましたが、やっぱり宮古土の鉄っぽさを表したくて茶色にしてみました。
郵送される一ヵ月後が楽しみです。
そしてどうしても立ち寄りたかったのが『久松五勇士顕彰碑』。
久松五勇士とは日露戦争時に行われた日本海海戦に先立ち、バルチック艦隊発見の知らせを宮古島から石垣島に伝えた5人の漁師の呼び名のことで、通信手段がなかった当時、彼ら5人は170キロ離れた石垣島へサバニ(くり舟)を漕いで急を知らせたのです。
港町で育ち、サバニをいつも目にしている私からすると、なんという勇気!これぞ海の男!この一言です。
彼らをあらわす真っ白い五つの柱と黒いサバニでできたモニュメントが宮古島の青空に映えて、なんだか誇らしい気持ちになれました。
旅はいつでも時間が早く過ぎてしまうもので、宮古島滞在もあっという間でした。
最後に有名な吉野海岸が見たくて車を走らせると、陽が沈む直前で、優しい波音に少し切なくなったり。。。
結論・やっぱり宮古島への旅は最低二泊必要ですね。
最高の透明度を誇ると言われる伊良部島や神聖な大神島は遠くに眺めるだけでしたし、池間島も橋を渡っただけ。。。
そうそう、宮古牛もステーキ店が満席で味わえなかったのです。
これはリベンジあるのみですね。
そして写真を見ていて再確認したことは、宮古島の海はどこもきれいなだけでなく、それぞれの色がまったく違うということ。
飛行機の上から眺めてもさまざまな蒼が混在していて、とても美しい島でした。
さて、いつもよりボリュームアップの日記となりましたが楽しんでいただけましたか?
来月には大型連休も控えています。
ゆとりを持って旅を満喫してくださいね。
最後に一番のごちそうだった宮古そばの画像でしめくくります。
なんと具は麺の下に隠れてるのです!
奥深い宮古島をあらわしている気がしませんか?ふふふ。
では、また★
- 田辺 里美
南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。
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