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夏の終わり、王道の伊勢旅へ(三重県伊勢市)

2023年9月21日

 9月に入ったとはいえ、まだ日差しがきつい夏の終わり。青春18きっぷで伊勢旅へ。江戸時代から日本中の旅人は伊勢を目指した。おそらくその頃とほぼ変わらない王道の伊勢旅をしてみた。

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 名古屋から快速みえで約2時間。途中、伊勢鉄道区間を経由するが伊勢までは直行で行ける。伊勢市駅で2両編成に代わり、二見浦へ。二見浦駅は夫婦岩のデザインが施され、観光地らしい駅舎に歓迎される。

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 二見浦駅から、かつては新婚旅行のメッカとして知られる夫婦岩まで歩く。駅から夫婦岩までは表参道が続き、和菓子屋など古くからのお店が並ぶ。

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 表参道を抜けると夫婦岩のある海岸にたどり着く。天気のよい日には富士山まで見えるという穏やかな伊勢湾を眺めながら夫婦岩まで歩く。景勝地としてかつての迎賓館的役割を担った賓日館の前を通る。駅から約20分で夫婦岩に着いた。

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 伊勢の名所というよりも日本の名所として知られる夫婦岩。おそらく江戸時代から変わらぬその姿は、何百年もの時を経ても観光客に風光明媚な姿として感嘆を与え続けている。

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 二見浦駅から伊勢市駅に戻る。わずかに1駅であるが、単線の電車風景に旅情が涌いてくる。

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 伊勢市駅は伊勢神宮外宮への最寄り駅。ここも外宮までの表参道があり、近年、新しい店も増え、賑やかさが増している。外宮では「感謝」の意を伝える。以前、伊勢志摩の仕事をさせていただいていたころは、まずは外宮にお参りし、感謝の気持ちを伝えた。それは今でも変わらず、ここへ来ると今の自分の状況に対し、感謝の意を伝えている。

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 外宮から内宮へはバスで向かう。宇治橋前の鳥居をくぐり、神聖な五十鈴川を眺める。そして、内宮正宮まで歩く。心を整える時間とでも言おうか、正宮まで神宮の森を歩くその時間、距離間がいい。

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 内宮参拝を終え、おはらい町へ。ここはいつ来ても賑やかだ。こちらも新しい店が増え、古い店との組み合わせでより魅力が高まっている。

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 内宮からは再びバスで伊勢市駅へ。そして、伊勢旅最後は、江戸時代から水運を利用して栄えた問屋街、河崎のまちへ。伊勢市駅からは歩いて行けるところに、古い蔵を活用した店や、酒問屋を活用した伊勢河崎商人館などが並ぶ。かつての問屋街の頃を彷彿とさせるそのまちの雰囲気は旅情を十分にくすぐってくれる。

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 午前から夕方にかけての王道の伊勢旅を終え、清流宮川を越えて帰路につく。宮川から見える夕景が美しかった。

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取材担当プロフィール

田中三文(たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi