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岡田の古い街並みレトロ散歩(愛知県知多市)

2020年11月18日

 withコロナ時代の観光として、マイクロツーリズムなる言葉が台頭し、近場の観光資源が見直されている。知多市岡田の古い街並みも、知る人ぞ知る存在であり、逆に言えば案外知られていない素晴らしい街並みや建物、歴史文化資源が残されている。愛知県内各地にも古い街並みは残されているが、その趣きや残された資源、また、新旧織り交ざった魅力など、岡田はそれらの中でも有数のまち歩き観光が楽しめる。今回は昼食時間を除いて約2時間ぶらりとレトロ散歩を満喫。手ごろなまち歩きサイズでもあり、坂道や曲がりくねった道や、町を見下ろせたりする様々な風景の変化が味わえる面白さがある。

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 鉄道だと名鉄・朝倉駅からバスを利用することになるが、車の場合、無料駐車場もありそこを拠点に歩ける。まずは、古民家レストラン「範丈亭」で腹ごしらえ。古民家の雰囲気は残されており、岡田に相応しい落ち着ける食事場所だ。ここにはクラフトビールを製造する「OKD KOMINKA BREWING」も併設されており、ここで出来立てビールを飲むもよし、運転の方はお土産で持ち帰るもよし。

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 まち歩きは、変わった交差点名の「登り」を拠点にスタート。大正時代から残るなまこ壁が印象的な蔵を通りすぎると、手織りの里「木綿蔵・ちた」がある。岡田は、知多木綿発祥の地として、木綿産業で栄えたまちである。知多木綿製品が売られているほか、機織り体験もでき、知多木綿の産業文化を体感できる。その先には、登録有形文化財でもある日本最古級と言われる郵便局舎(現役の郵便局)がある。

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 街並みにはところどころに蔵や古い建物、また、地域文化を感じられる生活風景が残されており、飽きさせない。坂道を上り下りしたり、道の角から見える次の風景、小高いところから見下ろす街並みの風景など、それらの様々な風景が岡田のよさでもある。

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 冒頭で触れたレストラン「範丈亭」も新しい店だが、知多木綿のアンテナショップ「478」(478は知多市の郵便番号)も知多木綿の作業所を改装して新たに誕生した。知多木綿の魅力が発信されるほか、知多木綿の様々な商品が販売されており、街歩きの途中でお土産購入として立ち寄りたい。

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 知多市は、知多四国霊場発祥の地。市内には13カ所の礼所があり、岡田にもそのうちの1つ「慈雲寺」がある。ご朱印めぐりと合わせて寺社の屋根にも注目してほしい。知多市内の文化なのか、尾張地方の文化なのかはわからなかったが、屋根の鬼瓦や、厄除けとして屋根の両端にある造形物は、いずれも芸術といっていい高いレベルで、知多市内の寺社のこれらを見て回るだけでも面白い。

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 岡田にあるもうひとつの登録有形文化財「雅休亭(旧岡田医院)」では、旧亭の部屋や間取り、庭なども鑑賞でき、ガイドの方がいらっしゃれば、詳しい岡田の歴史の話などを伺うこともできる。

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 最後は少し小高いエリアを歩く。古民家カフェがあるほか、伊勢神宮の遷宮材を授かって再建された「岡田神明社」がある。

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 ぐるっと2時間の岡田のまち歩き。季節を問わず趣きを感じることができる岡田。ぶらり旅には相応しい、いい街である。

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■知多市観光協会
https://chita-kanko.com/play/okada/

■岡田街並み保存会
http://okadamachinami.com/

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部及び愛知淑徳大学交流文化学部 非常勤講師(観光政策)。
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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