【オーストリア】ウィーン少年合唱団
2011年6月27日
ウィーン少年合唱団は、日本でもとてもよく知られ、人気があります。この合唱団はいまから500年ほど前、神聖ローマ帝国の皇帝が王宮礼拝堂で聖歌を歌うために創設しました。
ウィーン王宮はとても広大で、合わせて18もの建物からなる複合建築です。しかし、ウィーン少年合唱団が毎週日曜日のミサに歌う王宮礼拝堂は、言われなければ気がつかないようなところにあり、入り口に十字架が書かれているだけです。
ミサは9時15分からはじまります。はじめての人には少しわかりにくい場所にあるので、注意してください。参列するには入場料が必要で、席によって5-29ユーロまであります。立ち見は無料です。
日本をはじめアジアからの観光客にとくに人気で、立ち見席の場合は早めに並んだほうがよいでしょう(入場は8時30分から)。日本からあらかじめ予約することもできます。詳しくはホームページを参照してください。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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