【スロヴァキア】ハンドメイド子ども服
2016年2月 8日
ほんの少し前まで、スロヴァキアやチェコで手に入る服といえば、国際的なアパレルメーカーによる大量生産のものか、社会主義臭の残るもの、あるいはベトナムマーケットで売られるベトナムからの輸入品が中心でした。
全体的に値段が高い割には質がいまひとつ悪いとの印象がありました。社会主義が崩壊してから繊維産業がふるわなくなったことが背景にあります。
しかし、このところ、マーケットなどを覗くと、小さなブティック感覚で子ども服などをつくる人が増えてきました。どれもセンスがよいもので、目を引きます。素材にこだわっている店もあります。
Tシャツにシルクスクリーンでデザインするものからはじまり、少しずつ規模が広がっている印象です。デザインセンスもなかなかです。
担い手には20代の若者が多いこともあり、将来が楽しみです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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