【ドイツ】朝に食べる白ソーセージ
2017年10月 9日
ミュンヘン名物といえば、なんといっても白ソーセージです。たかだかソーセージと思いきや、あれやこれやの流儀があります。
白ソーセージにつけるマスタードは、蜂蜜入りの甘いもの。それだけ聞くと「えっ?」と感じるでしょうが、実によく合います。たっぷりつけるといいでしょう。
一緒に食べるのはプレッツェルで、飲み物は白ビールに決まっています。ちがうものを頼むと不思議な顔をされるかもしれません。
皮はむいて食べるのですが、むき方にも流儀があり、ぜひ周囲の人の食べ方を観察し、真似してください。
いちばんの流儀はこの白ソーセージ、正統派の店では昼の12時までしか提供されないということです。新鮮なうち、朝食として食べるわけです。
一緒に飲むのは白ビールなのですから、おおっぴらに朝からビールを飲めます。ちなみにノンアルコールの白ビールもあり、やはり白ソーセージによく合いますので、もちろん無理して飲むことはありません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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