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函館ルーム ライター・鈴木さんからの情報その1

2011年2月 4日

生まれてきてすいません。こんなに日本酒飲み過ぎて申し訳有りません。何事もやり過ぎはよくないもので、そうとはわかっていてもついつい飲み過ぎてしまう。北海道の厳しい冬は、決して酔っぱらいオヤジに優しい訳ではない。子供の頃よく近所のおじさんが酔って外で眠ってしまい、凍死した話を耳にした。特に今年の雪の多さと、風の冷たさは、まさに酔っぱらいオヤジVS寒い冬という闘いが毎日繰り広げられているのだ。普段めったに一升飲むことのないボクも、この日ばかりはやってしまい、自分自身は何も理解していないのに、はるか遠く、本来降りるはずのないバス停でバスを降りたボクは、何事もなかったようにただひたすら自分の家の方向に向かって歩いていた。人並み外れて歩くのが早いボクでも、楽に1時間以上かかる距離。しかも、冬の寒さは容赦してくれない。ボクも嫌いだが、相手もボクのことを嫌いなのだ。「冬って大嫌いだ」と叫んでも、ボクはますます嫌われるだけなのだ。TVのニュースでシャボン玉が凍ってしまう極寒の地・北海道陸別町なんていうのを見て、陸別町では立ちションができないととっさにボクは悟った。15分も歩くと、偶然、妻の運転する車にピックアップされ帰宅。自分では記憶にないのだが、妻にメールや電話をしていたらしい。酔っぱらいというのは、本当に恐ろしいものだ。帰宅してからも、ヨーグルトを食べ、CDをかけてノリノリでミスチルなんかを聞いていたとか。なんて恐ろしいやつだと、ありえない自分のやっていることに自分の肝臓だけではなく脳みそまで心配になってしまった。

 

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さて、今回は久々に当社の函館ルームから、ライター・鈴木精良さんおすすめの店その1をお届けする。前半とはうって変わったマジメな文章を読んでいただき、ぜひ函館に来られる方は、お寄りになっていただきたい珈琲店なのだ。何といっても函館に行くのでしたら、この珈琲店のある西部地区を散策するのがボク的にもおすすめなのだ。

 

 

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函館の隠れ家的珈琲店"peace piece"

 

 

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異国情緒のある教会や古い建物が立ち並ぶ函館・西部地区。市電「末広町」電停から歩いてほどなくの八幡坂に、ひっそりとたたずむ"select coffee shop peace piece(ピース ピース)"。オープンからまだ4年目でありながら、地元のファンはもちろんのこと、国内外からの観光客も数多く訪れる店だ。2009年に公開された映画「つむじ風食堂の夜」のロケにも使われた。シックな店内はくつろげる雰囲気でありながら端正で、ガラス職人としての経歴を持つマスター尾塩武弘さんのセンスがうかがえる。オープン前の荒れた状態だった内装にマスターがすべて手を入れ、現在の美しいインテリアに再生させたのだという。

 

 

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ネルドリップで丁寧に落とす、こだわりの珈琲はすべて600円。サイドメニューとセットで100円引きになる。おすすめは店オリジナルの「ハコダテマウンテンブレンド」。バランスの良い風味に、奥行きのある飲み口だ(100g/500円で焙煎豆の販売もあり)。サンドイッチやチーズケーキといった軽食・スイーツメニューも美味だが、なんと言っても私のお気に入りは「プリン」(450円)。プリンと銘打ちつつも、登場するのはココット皿に入った本格なクレームブリュレ。表面の薄いカラメルをぱりん、とスプーンで割り、ねっとりとろけるクリーム部分と共に口に運ぶ瞬間は、至福である。

 

 

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函館の街を歩き疲れて「ちょっと休みたい」と思ったときに、ぜひ立ち寄っていただきたい一軒だ。

 

select coffee shop peace piece
住所 函館市末広町18-12
電話 0138-22-5500
営業時間 12:30~23:00(日曜日は~18:00)
定休日 不定
http://peacepiece-oco.blogspot.com/


 

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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi