【スロヴァキア】雪のタトラ 2
2015年5月11日
タトラの中心はタトラ電気鉄道のスタリー・スモコヴェッツ駅周辺です。軽井沢とよく似た雰囲気の高原リゾートを形成しています。
「シレジア小屋」は、その先、タトランスカー・ポリアンカ駅が最寄り駅です。駅の周辺はとくになんにもありません。
山ですから、駅から登山道が整備されています。ハイキングを楽しむのがいちばんですが、リゾートホテルの強みで、送迎もしてくれます。とくに雪深い冬など、雪山を歩かなくても、雪山の雰囲気を楽しめるわけです。
この春、季節外れの大雪に見舞われましたが、駅まで約束の時間にホテルの車が迎えに来てくれました。現れたのはランドローバーというイギリスの四輪駆動車でした。
対面シートになっている後部に乗り込み、山小屋を目指します。雪の林道を飛び跳ねるように進み、冒険気分を味わえます。麓から30分ほどで山小屋が見えてきました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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