冬の釜山!まずはデジクッパ
2019年12月22日
釜山には海鮮料理をはじめとする郷土料理が多彩にそろっています。なかでも庶民の味「デジクッパ」と「ミルミョン(冷麺)」は、釜山人のソウルフードとして人気です。寒い冬にはやっぱりデジクッパでしょうか。デジクッパは豚骨をメインに豚肉の部位を長時間煮込んだスープで、白濁しているのが特徴です。ここにごはんを入れて味わいますが、最近ではごはんは別にして食べる人も多いようです。九州の豚骨ラーメンのスープと似ていますが、見た目よりはあっさりとしています。繁華街の西面に「西面デジクッパ通り」があるほか、街の随所でデジクッパ専門店を目にします。料金は6000〜8000Wと手ごろで、ひとりでも気軽に食べられるのも旅行者には嬉しいかぎり。もちろん、コラーゲン補給にも最適です。私も冬の釜山では、昔風情の食堂からモダンな雰囲気のデジクッパ専門店まで、いろいろな味を食べ歩いています。みなさんも、冬の釜山で熱々のデジクッパをご賞味ください。
☆海雲台市場のヒョンジェデジクッパは1972年創業の庶民的な食堂。週末は行列ができます
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。