冷んやり!ミルミョンの季節が到来
2020年6月 7日
釜山も最高気温25〜30度の日々が続き、街の中もすっかり夏の雰囲気。6月1日には規制の中で、一部の海水浴場がオープンしたと聞きました。
暑くなると、食べたくなるのがやっぱり「ミルミョン」です。ミルミョンは釜山人のソウルフードのひとつで、朝鮮戦争時に生まれたものです。日本でもよく知られている「冷麺」の一種ですが、冷麺の麺の原料がサツマイモやジャガイモなどに対し、ミルミョンは小麦粉が原料となっています。これは戦時下の食糧難で、救援物資の小麦粉を代用としたためだと聞きます。麺はそうめんのような食感で、のどごしもいいです。このミルミョンは日本では食べられないので、次に釜山に行ったら真っ先に食べたいなと思っています。夏に間に合いますように!
☆暑い日のお昼にさらりと食べたくなるミルミョン
☆麺に独特のコシがある冷麺。食べ応えあります!
☆夏はコンククスも美味。濃厚な豆乳がスープの健康食
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。