早く行きたい!海雲台市場
2020年5月30日
韓国ならではの楽しみに市場めぐりがありますが、釜山の街にもたくさんの市場が点在しています。日本同様に海産物や農産物などを専門に扱う「卸売市場」はもちろん、地元の人が食材を買ったり、食事に訪れる「在来市場」があります。日本の商店街とも似ていますが、もう少し、人々の生活に密着している気もします。私が釜山滞在中に連日、足を運んでいるのが「海雲台市場」です。半端な時間にお腹が空いたり、足りないものがあると、ふらりと出かけます。長年通っているため、知っている顔も多く、歩いていると何だかホッとします。
この市場は観光地「海雲台」にあるため、地元客と観光客が混在し、独特の活気が感じられます。約200mまっすぐのびる通りには飲食店、生活用品、精肉店や青果店、鮮魚店、ミニスーパー、美容室、ゲストハウスとさまざまな店舗が並んでいます。もちろん、ホットクやキムパプ、トッポギ、チキンなどの市場グルメもそろっています。釜山に行けない日々が続く中、今、一番恋しいのは、この海雲台市場の空気でしょうか。
☆海雲台海水浴場からもすぐ、亀南路に面して入口がある海雲台市場
☆おばさんたちが切り盛りするデジクッパ店。週末には行列ができます
☆搾りたてのゴマ油が自慢の雑穀店。韓国通の人へのおみやげに最適です
☆釜山名物のコムジャンオ(ヌタウナギ)料理の店も並んでいます
☆海雲台市場を代表する人気店「ポンジャネ」。海鮮パジョンが評判です
☆気がつけばオープンしていた駄菓子屋さん。懐かしい雰囲気です
☆韓国のお餅「トク」を並べる店。ホテルでおやつ代わりにあれこれ食べています
☆腕自慢の洋服のお直し。私も長年通っています!
☆夕買い物客と食事客が入れ替わる狭間、夕方過ぎの雰囲気も好きです
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。