そろそろ秋夕
2022年8月29日
夏休みも終わり、釜山の友人たちからも、秋夕の連休の話題が出ることが増えました。
「秋夕」は「ソルラル」と並ぶ韓国の名節で、中秋節、ハンガウィとも呼ばれています。名節は旧暦で設定され、秋夕は旧暦の8月15日です。今年は9月10日（土）が秋夕当日で、その前後1日と振り替え日も入れて、9月9日（金）〜12日（月）が公休日となります。
「秋夕」は「ソルラル」と並ぶ韓国の名節で、中秋節、ハンガウィとも呼ばれています。名節は旧暦で設定され、秋夕は旧暦の8月15日です。今年は9月10日（土）が秋夕当日で、その前後1日と振り替え日も入れて、9月9日（金）〜12日（月）が公休日となります。
秋夕には、多くの人が故郷に帰り、実家でお供えの儀式とお墓参りをして、先祖供養をするのが慣しです。そして、家族でごちそうを食べて、楽しく過ごします。最近では、20〜40代は秋夕を早めに済ませ、連休中は海外旅行というスタイルも一般的です。ただし、今年はカレンダー並び的に4日間と短く、コロナの感染急増もあり、国内旅行や近場でホカンス（ホテルでバカンス）を楽しむという人が多いと聞きます。
さて、秋夕には、友人知人からカカオトークやSNSでデジタルの秋夕カードが届きます。大きな満月、ソンピョン（秋夕に食べる餅）、ポジャギ（韓国風呂敷）に包んだ贈り物やお金などの図柄をあしらったものが多く、それぞれに韓国文化の美しさや韓国らしいユニークなセンスを感じます。私も今回はどんなカードにしようかな、と考えているところです。
☆スーパーやデパートに並ぶ秋夕用ギフト。お世話になった人はもちろん、友人知人にもプレゼントを贈ります（写真／李和眞）
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。
