札幌上等な和食、すし割烹柿八
2013年10月21日
僕は海外旅行を得意としていない。その理由の一つは和食好きにある。すぐにみそ汁飲みたい、納豆食べたい、寿司食べないと死ぬ、蕎麦と日本酒をさがせー！などと頭の中が日本的食べ物でいつぱいになり、集中力がなくなるのだ。
そんな正しい日本料理好きな僕のために、フリーアナウンサーとしてエフエム北海道などで活躍されている水本香里さんが「札幌上等な和食」という本を作ってくれた。なんてことはもちろんないのだが、当社のスタッフが水本さんと一緒にそんな和食の本を制作し、数日前に発売された。
札幌の和食系のお店が50店ほど紹介されているその本の中から一軒紹介したい寿司屋が、すし割烹柿八。なかなかイケメンの大将、小林さんは店で寄席を開きたいがため、2階に15人ほどで利用できる座敷のある店舗をさがしたそう。
階は9席のカウンターと4人用のテーブル席がある。２階で不定期に開かれる「柿八寄席」は真打ちの柳家三之助師匠を招き毎回好評だ。
初めて行かれる方にはすし会席コースがおすすめ。口の中でほどよくほぐれるシャリに大将のきめ細かな和食に対する心意気とセンスが感じられる。写真は同コース「柿」10500円より。お土産の「柿八特製いなり寿司」6個 800円はお土産に持ち帰ると、千鳥足で帰る酔っ払い親父であることも時には許されるかも。
すし割烹 柿八 札幌市中央区北5条西13丁目1 電話 011-231-7556 月曜定休
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成（といっても面識は無い）。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド（札幌・社員24人）代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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