北海道共和国のオキテ100カ条
2013年12月27日
12月26日ともなると、札幌・ススキノの夜も、クリスマスと忘年会というピークも過ぎ、少し落ち着き気味となる。
今年の12月は北海道もやや雪が少なめのようだ。札幌のスキー場も2、3日前から徐々にオープンし始めたところ。とは言っても、見渡す限り雪ばかり。個人的には温かいところがうらやましく思う時期なのだ。先日、ニュースですでに雪道で滑ってころび骨折した人が100人を超えていると放送していた。
「冬って奴はよー!」とついつい文句を言いたくなるのだが、ブツブツ言っても何も解決しない。せめて、北海道外から来られる方には伝えたい。夏に履いているクツではダメ、しっかりガードして歩けるクツ底が必須。地元人でもころぶし、滑るし、骨折するし、運が悪ければ死ぬ人もいる。
北海道って何だか大変なところだなーと思っているところに発売したのが「北海道共和国のオキテ100カ条」(メイツ出版)という、これを読んだら、きっと北海道共和国の国民というか秘密結社の一員として、「ナマラーコエー」(非常に疲れたという意味)などと合言葉を言わなくてはいけなくなるかもと妄想してしまう本なのだ。それにしても「北海道って奴はよー!」と言いたくなるくらい、面白い話が詰まっているのだ。
この本の制作に関わった純度100%北海道人のボクも、今回初めてそれが北海道だけのスペシャルなことであると認識したことがいくつかあり、逆な意味で驚きなのだ。例えば「北海道の人は大晦日からおせち料理を食べるんだってー!」と驚かれることに逆に驚くのである。
監修は北海道では超有名なフリーキャスターの佐藤のりゆきさんと、同じくフリーアナウンサーかつグルメライターでもある水本香里さん。980円(税別)で有名書店で発売中なのだ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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