函館で大満足のフレンチ・ランチコースなのだ
2023年7月25日
函館で一番好きな地区といえば函館西部地区または別な言い方をすると元町エリアだろうか。
ボクが通学していた高校がこの地区にあったので、思い出深いのも当然なのかもしれない。
その頃は何も考えていなかったが、函館の歴史的建造物の多くと観光スポットが密集するエリアなのだ。
江戸時代から明治時代に栄えたこの地区は、函館山の麓から街や港にのびる坂道がほぼ平行に並んでいる。
これはこの街を幾度も大火が襲い、その経験から造られた道と伝えられている。
このエリアには北海道の洋食店として最古の歴史を持つ五島軒本店がある。
そのホームページを見ると、なんと4度も大火にあってるというから、
大変な苦労をしながら現在までその歴史をつないできているのだなと感心している。
そんな西部地区には五島軒本店以外にも多数のグルメスポットがある。
その一つが今回おじゃました「RESTAURANT唐草館」(函館市青柳町21-23)だ。
昭和初期に建ったという歴史的建造物を使ったフレンチレストランで、平日の11時30分に予約してうかがった。
レトロな中にもセンスのある店内は恐らく地元のマダムたちであろう方々で想像以上に席が埋まっている。
予約していたランチ3000円コース(税別)はオードブル、パン、スープ、メイン、デザートのワゴンサービスという流れだ。
ランチはほかに5000円コース、6500円コースがある。
この日のメインの「紅茶でマリネした北海道産鶏のヴァプール」を含めたオードブル、スープの美味しいこと、
そしてデザートはワゴンにズラリ並んだデザートから好きなものを2品チョイスし、それにアイスクリームが添えられている。
パンは北海道産小麦「ゆめちから」の自家製パン。デザートを作りながら店を切り盛りする奥さまと、温かい人柄を感じさせるフランス料理に大満足なのだ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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