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やんばるのパワースポット「大石林山」

2020年3月31日

世界中新型コロナの影響で本当に大変な時ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。一刻も早く落ち着いてくれることを願っています。
今回は、コロナで危険と言われる三密を避けた、アウトドアで楽しめるスポットを紹介します。

沖縄本島最北端のやんばる国立公園の特別保護地区の中にある「大石林山」。
太古の昔、2億5千万年前に海で形成された石灰岩が地殻変動によって地表に現れ、それが長い時間をかけて雨風で浸食されてできた世界最北端の熱帯カルスト地形です。
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ここは、安須杜(あしむい)と呼ばれる、シノクセ、アフリ、シジャライヘヤという4連の岩山からなります。琉球王国開びゃくの神話では、その昔、北方から南下してきたアマミキヨ一族が、遠くから見えるこれらの岩山を目指して航海を進め、この地に降り立ったといわれていて、現在でも40以上の拝所があります。琉球王朝時代には、5月と12月にここの湧水が祈祷用の若水として首里城で使われたり、正月と9月に国王の名代が遣わされて祈願を行なったり、聖地として大切にされてきました。
今は駐車場も遊歩道も完備され、神話の杜、パワースポットとして人気の観光地となっています。

チケット売り場からは、適宜マイクロバスが出ていて、それに乗って出発!山道を上って行き、約5分で、精気小屋のスタート地点に着きます。ここにはトイレ、自販機などがあります。
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コースは3種類。やんばる森林コース(1000m、30分)、奇岩美ら海パノラマコース(1200m、60分)、バリアフリーコース(600m、30分)。バリアフリーコースは奇岩美ら海コースのショートカットです。両方のコースを行くこともできます。また、ガイドツアーが1日2回、予約制のスピリチュアルガイドツアーが1日1回行われています。それぞれ有料で定員20名です。

さて、私は奇岩美ら海コースに出発!道は整備されていて歩きやすくなっています。自然いっぱいで緑が気持ちいい!
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石灰岩の間からガジュマルなどの植物が育ってる風景は、自然の力強さを感じます。
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遊歩道にはピナクルという塔状の石灰岩が立ち並んでいます。巨大なものもあり、見立てでそれぞれに名前がつけられています。これは巨人の腰かけ。
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岩の一番上にいるのは...ライオン!看板があるので、どこにいるかなと探すのも楽しいですね。
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途中にある石林の壁はパワースポットとして有名で、パワーストーンが置かれています。

緩やかにのぼった先には、眼下に海が広がり、天気が良い日は与論島も見えるとか。
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精気小屋近くには尖った岩山の下に広々とした原っぱもあります。 A0E4CD63-39E1-416E-A749-2089A46843FB.jpeg

帰りはやんばる森林コースを歩いて下りるか、またはマイクロバスに乗って移動します。帰りのバスは途中にある御願(うがん)ガジュマルの近くで降りることができます。ここにあるのは日本最大と言われる巨大なガジュマル。静かな森の中にあるガジュマルには、精霊がいるといわれるのも納得してしまうほど神秘的で圧倒されます。
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この時期にしか咲かないイルカンダの花。山奥でしか見られない貴重な花です。この日はバスからは野生の猪を見ることもでき、自然の素晴らしさからもパワーをもらえるのではないでしょうか。
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*子どもやご年配の方でも歩けるコースですが、行かれる時には動きやすい服装、歩きやすい靴で。水分補給も忘れずに!

大石林山(だいせきりんざん)
https://www.sekirinzan.com/
所在地:国頭村字宜名真1241(那覇から車で約2時間)
電話:0980-41-8117
営業時間:9:30-16:30、年中無休
入山料:大人1200円、小人(4-14歳)550円、シニア(65歳以上)900円

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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi