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琉球藍染め体験

2021年2月28日

沖縄の伝統的な染物の一つの藍染め。藍染めは世界中で愛用されていて、それぞれの植物や製法が違います。
今月始まったNHK大河ドラマでも藍染めが出てきますが、沖縄の藍は、本土の藍とは違い、東南アジアなどを中心としたキツネノマゴ科のリュウキュウアイで、沖縄本島北部で昔から栽培されてきました。

藍染め体験ができる藍染め工房「藍風(あいかぜ)」は、この沖縄本島北部の本部町の山の中の静かな場所にあります。
県道84号線から看板を目印に横道に入り、緑の細道を抜けていくとある工房&カフェ。F4776E42-53BF-4FC8-9A46-6A773948E503.jpeg

藍染め体験はおよそ1時間~1時間半。ハンカチ、バッグ、ストール、または持ち込みで、天然素材のTシャツなどを染めることもできます。
今回私はストールに挑戦。一緒に行った子たちはTシャツです。
自分の好きな模様になるように、布地を糸や輪ゴムでしばっていきます。しばったところは染まらずに白くなるので、しっかりしばります。
丁寧に教えてくれるので、こんなふうにしたいという希望を伝えて相談しながらやっていきます。

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しばった後は、1回水につけてしっかりしぼります。こうすることで色が入りやすくなるそうです。
あいかじ3.jpg

次はいよいよ藍染めです。エプロンや手袋を準備してくれていますが、うっかり汚れてしまうこともあるので、汚れてもいい洋服や靴、色の濃い洋服で行くほうがいいでしょう。
あいかじ4.jpg

リュウキュウアイの葉を発酵させたものに石灰を加えて泥藍を作ったもの、実はこの泥藍を作る作業がとても大変らしいのですが、そこは工房でしてくださっているので、私たちはこの泥藍のバケツにそれぞれ布をつけて丁寧にもみもみ。この泡状のものは藍花と呼ばれていて、これは藍が元気なしるしなんだそうです。
藍は生きているということで、少しずつ状態の違う3つのバケツにつけます。
その都度、藍につけて、広げて空気にふれさせる、という工程を行います。空気にふれて酸化することで藍が発色し、深い藍色に染まるそうです。
あいかじ5.jpg

次に水でしっかり洗います。
あいかじ6.jpg

洗ったあとは、しばっていた糸や輪ゴムを取ります。思った通りに模様ができているとテンションあがります!でも少し失敗してもそれで違う模様ができてたりして、それもまた楽しいです。
その後再びしっかり水洗い。それを乾かしたら完成です。
あいかじ7.jpg

私たちのできあがりはこちら!とっても素敵にできました。シルクのストールを選んだのですが、肌触りもよく、使うのが楽しみです。
自分で作った世界に一つだけのオリジナル作品はうれしいですね。年月とともに色も少しずつ変化するそうなのでそれも楽しみです。
あいかじ8.jpg

敷地内にあるカフェ。工房から少し上ったところにあります。
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ここでは軽食や飲み物をいただけます。木のぬくもりを感じる店内もすてきです。
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テラス席にはハンモックもあり、森林浴を楽しめます。
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藍染めの作品などの販売もあります。
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カフェのテラス席側や工房の横に生えているのが、リュウキュウアイ。緑の葉からあんなにきれいな藍染めができるなんて不思議ですね。
リュウキュウアイは夏と冬に刈り取るそうです。
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藍風
<藍染め体験>(前日までに要予約)
ストール 6000円
マイバッグ 3000円~
ハンカチかてぬぐい 3000円
持ち込み 4000円~

所在地:本部町伊豆味3417-6(ナビだと通れない道を指すので、ホームページで詳しい案内をチェックして行ってください。)
電話:0980-47-5583
営業時間:カフェ&ギャラリー 11-17時
定休日:火曜・水曜・他不定休あり


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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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