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愛知の紅葉、はじまりから終わりまで~東三河の紅葉巡り(愛知県東三河)

2022年12月26日

 愛知県の東三河地方は、最南端の海に囲まれた渥美半島から最北端の茶臼山まで、南北、縦に長い。つまり、東三河をひとつとしてみれば、それぞれの季節を東三河のエリア内で長い期間楽しめる。愛知県で最初に始まる紅葉から、最後の紅葉まで。この秋も、長い間紅葉を楽しめた。そんな東三河の紅葉巡り。

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 あいちのてっぺん豊根村の茶臼山は、愛知県最高峰。紅葉は愛知県で最も早く、10月中下旬から始まる。ぼちぼち紅葉の時期かと思っていると、茶臼山高原が色づき始めたと便りが届く。

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 茶臼山高原の「やはず池」に映える紅葉風景。茶臼山の秋は早い。日が暮れると寒さも増してくる。そこに艶やかなライトアップによる紅葉の姿。ライトでさらに赤く染まり、池にはそのリフレクションの姿。11月に入ると紅葉まつりは終わり、愛知の紅葉の"はじまり"の役を終える。

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 同じく豊根村のみどり湖も、早い秋の美しい紅葉の姿を見せてくれる。その名の通り、湖面は緑色。そこに赤や黄色の紅葉が彩りを添える。みどり湖の最深部にある新豊根ダムまでぐるっと車で巡る。道から覗く湖の表情がそれぞれ趣深い。

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 豊根村のお隣、設楽町の秋も早い。段戸湖から段戸裏谷原生林きららの森辺りの色づきも10月下旬あたりから始まる。この原生林には、春には春の、夏には夏の、そして秋には秋の美しさがある。

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 東栄町の名所、奥三河のナイアガラ・蔦の渕の秋。川の流れは春夏秋冬変わらずとも、周りの木々が四季の表情を添えてくれる。

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 新城市の鳳来寺山も東三河を代表する紅葉の名所。鳳来寺や鳳来山東照宮への参拝客や登山客が紅葉する木々の間を行き交う。山頂駐車場横の売店の名物「もみじ五平だんご」も色を添える。山から見下ろす鳳来寺山表参道界隈の風景は、まさに‟静かな静かな里の秋"。

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 豊川市の大和の大いちょうは、年々、来訪者が増えているように感じる。静かに佇む大いちょうの姿は、来訪者の感動、感嘆を呼ぶ。そして、12月中旬に入り、枯れ始めた姿でも期待を裏切ることはない。

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 最後は豊橋市のもみじ寺・普門寺。愛知県最後の紅葉と謳われている通り、12月下旬まで紅葉風景を満喫できる。特に、仁王門の名残もみじは、朝の光を受けて、門を覆うかのような美しい風景を見せてくれる。ここには12月下旬でも秋の名残がある。

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 茶臼山の紅葉が始まった10月下旬から12月下旬の普門寺まで、愛知の紅葉の始まりから終わりまで東三河では紅葉を各地で楽しめる。気が付けば、渥美半島の田原市では、菜の花が咲き始めていた。季節がシンクロする東三河の花模様が面白い。

■ほの国MEGURI(愛知県東三河広域観光協議会)
https://www.honokuni.or.jp/

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取材担当プロフィール

田中三文(たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi