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徳川家康公ゆかりの地巡り②「三河・遠州 家康街道」の旅~東三河~(愛知県東三河地方)

2023年2月24日

 大河ドラマ「どうする家康」が始まり、番組の最後には家康公ゆかりの地が紹介されている。愛知から静岡、岐阜にかけて家康公が辿った足跡は数知れず。前回、このブログで紹介した岡崎は大河ドラマ館も開館し、多くの観光客、歴史ファンが訪れている。

 今回は、徳川家康公ゆかりの地、愛知県東三河編。家康公ご両親の子宝祈願から、三河平定の戦いの舞台、そして全国に知られる長篠・設楽原の戦いと、激動の青年・壮年期に過ごした東三河の地で、家康公ロマンに思いを馳せる。

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 まずは、新城市の鳳来寺山へ。山の中腹にある鳳来寺は、家康公の両親が子宝祈願に訪れ、その翌年に家康公を授かったという。その誕生秘話からこの地に鳳来山東照宮が建立されている。鳳来寺山駐車場から鳳来寺に向かう山道からはハートの形をした森も見える。

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 新城市には、長篠・設楽原の戦いの地がある。戦いの地となった設楽原決戦場辺りは、戦いの場を彷彿とさせる景観が残されている。信長・家康軍が武田軍を退けた馬防柵も再現され、戦いのシーンを思い浮かべることもできる。

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 その近くには、戦いの歴史等を紹介する新城市設楽原歴史資料館。さらに長篠城跡にも、長篠城址史跡保存館があり、各館の貴重な資料から歴史を紐解くことができる。長篠城跡の道路沿いには、戦いの英雄、鳥居強右衛門の看板が待ち受ける。

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 新城市の満光寺は、家康公が武田軍から逃げる途中に宿泊し、一番鶏の鳴き声に救われたという逸話が残される。

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 豊川市には、家康公を始め、多くの信仰を集めた豊川稲荷。

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 蒲郡市には、三河統一を目指す家康公が忍者を活用して攻め落とした上ノ郷城跡。建物は残されていないが、土塁や跡地は残されており、そこから眺める三河湾の風景など、おそらく家康公も眺めていたであろう景色から歴史ロマンを感じる。

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 蒲郡市の観光名所・竹島にある八百富神社も、家康公が関ケ原の戦いの前に必勝祈願に訪れたとも言われている。

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 豊橋市の吉田城も三河平定の拠点として、家康公が攻め落とした城。安土桃山時代から残る石垣や、再建された櫓が当時を彷彿とさせる。

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 その吉田城の近くには、家康公が13歳の時に鬼祭を見に来たという安久美神戸神社。3年ぶりに有観客で開催された豊橋鬼祭を見ながら、家康公もこれを見ていたんだと思いにふける。

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 田原市にも家康公ゆかりの地。今川義元から家康公を駿府へ人質として送る役割を受けながら、織田側に引き渡した戸田氏が城主を務めた田原城跡が残る。

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 その他にも城跡、寺社など、東三河には家康公ゆかりの地は多数ある。歴史的な背景や繋がりを辿っていくとその興味はつきない。

 次回は、家康公出世の地、浜松へ。

■三河・遠州 家康街道
https://www.honokuni.or.jp/qrmobilestamprally/

■しんしろ家康紀行
https://www.city.shinshiro.lg.jp/kanko/taiga/shinshiro/index.html

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取材担当プロフィール

田中三文(たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi