シバナンダヨガ
2013年11月15日 Yoga
皆さま、こんにちは!日本もだんだん寒くなっている頃でしょうか?
トロントはすっかり冷えきっていて、すでにマイナスになった日もありました。外出するには気合がいりますが、冬の澄みきった空を眺めるのはとても気持ちが良いです。中央はトロントのシンボル、CNタワーです。
真夏のインドから帰国して早々、気温の変化にびっくりしながらも、今度はトロントセンターでのトレーニングが始まりました。
私がインドで勉強したヨガはシバナンダヨガという種類のヨガで、元々は医師であったスワミ・シバナンダの教えを、弟子であるスワミ・ビシュヌ・デバナンダが西洋に広めたヨガです。
1957年にインドから旅へでて、初めにたどり着いたのがカナダのモントリオール。現在では世界中に9つのアシュラムと19のセンターがあり、伝統的なハタヨガの一種として広まっています。
シバナンダヨガの特徴は、いつでも、どこの国でも、どの先生でも、決まった12のポーズと呼吸法を行うことです。
同じポーズを繰返し行うことで、ポーズへの理解が深まりますし、慣れてくると日々の自分の変化が分かるようになってきます。
一度覚えてしまえば、まさに目をつぶってでもできてしまい、90分のクラスがメディテーションのように感じられます。自分の内側に集中できる、とても貴重な時間です。
こちらは、インド・リシケシュにあるシバナンダの総本山、Divine Life Society です。
インド滞在中に訪れることができました。長い階段を上がると、シュラインがあり、ライブラリーや資料館も一般解放されています。
ガンジス沿いのテラスではゆっくりとした時間が流れていました。
沢山売られているウォーターボトルはガンジスの神聖な水を持ち帰るためだそうです。
エントランスのアーチでナタラジャ(踊りの神様)を見つけたので、ナタラジャサナ(ダンサーポーズ)してみました。
シバナンダヨガは、ポーズだけではなく、ベジタリアンの食事や、呼吸、リラクゼーション、ポジティブシンキングなども含めたヨガの思想を活かしたヨギックライフが提案されているのも大きな特徴です。
せっかく勉強したので、これからも無理のない範囲で生活に取り入れていけたらと思います。
日本にもセンターのあるシバナンダヨガ。皆さまも機会があれば、インドのヨガをぜひ試してみて下さいね。
ではまたブログいたします!
- Kumi (くみ)
東京都出身。ミュージカル俳優、人材派遣会社勤務を経たのちアメリカにて全米ヨガアライアンス資格を取得。
2009年よりカナダ・トロントへ移住し、留学生カウンセラー、ヨガインストラクターとして活動中。
好きな言葉は、人との出会いは人生のご褒美!
趣味は、バレエ、カフェめぐり、キャンプなど。