実録!富士登山ツアー
2012年8月 8日
年間の登山者数が約30万人という富士山・・・
「一生に一度は登りたい!」という人が多いようです。富士山の短い登山シーズン中にテーマパークのアトラクションなみの行列が続くのは夏の風物詩となりました。
日本人には「富士山に登りたい!」というDNAが組み込まれているのでしょうか?
とにかく、富士登山シーズンです!
これから初めて富士登山を目指す方、必見! 「実録!富士登山ツアー」をどうぞ!
吉田口の五合目です。他に富士宮、御殿場、須走ルートがありますが、大半の登山者はここから登ります。
8月最初の日曜だけあってなかなか賑わっています。
スタートです。ツアーの場合は午後から登りだして、七・八合目で仮眠、夜間登山でご来光・・・というスケジュールが多いです。今回もそのパターン。
富士登山は標高が高いだけあって、ゆっくり歩く必要があります。
ゆるゆる進んで、六合目。安全指導センターが登山者の安全を守っています。
下山時の分岐の案内チラシを配布しています。帰りにここを間違えるとたいへん・・・気をつけましょう!
六合目を越えると急な登りとなります。今回の泊まりは七合目。まだまだ頑張らねば・・・
歩くこと、3時間半・・・ 赤い鳥居をくぐると・・・
鳥居荘です。
ご来光登山の場合は「宿泊」というより「仮眠」です。深夜には山頂に向けて出発することになりますので・・・
富士山の山小屋といえば夕食はカレーライス。おかわりもOK!
ご飯食べたらとっとと休まねばなりません。とにかく体を横にして楽にしましょう。
富士登山ガイドの渡邉光正さんです。名古屋の某企業で管理職を勤めるサラリーマン登山ガイド、富士山の麓・忍野村出身、ガイド歴15年の頼りになるベテランです。名古屋の夜の繁華街のガイドもおまかせを・・・!
七合目から見る雲海です。吉田ルートのいいところは山小屋が多いことと、景色がいいこと。ご来光もどこからでも見れます。
夜、11時前、ご来光に向けて出発です。
夜間登山にはヘッドランプは必携ですよ。
早朝4時過ぎ、ついに山頂到着! ご来光を待つ人々で溢れています。
日本一の山から見るご来光です。神々しい輝きで登山者たちを照らしてくれました。
眼下に山中湖、雲海の下は箱根です。
富士山山頂の早朝の賑わいです。初詣のようです・・・
ご来光の後は「お鉢巡り」。富士山頂の火口をぐるっと一周、1時間半。
まずは、日本一高い場所にある郵便局です。ポストに投函すればもちろん配達してくれます。
剣ヶ峰(3776m)です。記念撮影のために行列ができています。
石碑には「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と記されています。
お鉢を回って下山となります。
悪評高い富士山下山道。長い、滑る、砂埃で汚れる・・・などなど富士登山最後の難関となります。
と、、、下山途中に、雲海を眺める山ガールがふたり・・・
兵庫県から来た、かおりちゃん、ゆきなちゃんです。
「山頂まで登ってきましたー!」
かわいい山ガールのピースサインで今回の山旅日記をお開きにしたいと思います。
この後、大雨の中でしたが無事に下山しました・・・
取材日: 2012年8月5日、6日
ルート: 1日目: 吉田口五合目・・・六合目・・・七合目・鳥居荘(泊)
2日目: 七合目・・・八合目・・・九合目・・・山頂・・・お鉢巡り(剣ヶ峰)・・・(下山)・・・五合目
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。
岳さんのブログいつも楽しく拝見しています。
私も8月に富士登山をする予定です。
同じコースなので参考になりました。
それにしても岳さんは一ヶ月にどれだけ登山されるんですか?
タフですよね?\(・o・)/
これからもブログ楽しみにしています。
ベッキー | 2012年8月 8日 12:52
夏山シーズンは月の半分くらい山にいることもありますよ。
富士山のご来光、楽しみですね!
お気をつけてお出かけ下さい。
岳(たけし)からベッキーへの返信 | 2012年8月 8日 13:42