【スロヴァキア】飼い犬事情
2014年5月12日
スロヴァキアの犬はとても"よい子"です。スーパーに買い物に行くときも、たとえ紐をつけて結ばなくても、よい子にして待っています。
"よい子"であるのはもちろんスロヴァキアに限ったことではなく、ヨーロッパ全般にそのように感じます。
猟犬として長いあいだ人間のパートナーであったなど、人との関わりの歴史が日本とは異なるからでしょうか。実際、ペットというより、パートナーという印象があります。
戸建て住宅ではシェパードのような大型犬が中心です。番犬の役割が大きく、庭に放し飼いにしています。2、3頭、飼っている家も少なくありません。
家の前を守るのが役割だと思っているのか、通り過ぎるまで鳴き、通り過ぎた途端、鳴きやみ、今度は隣の家の犬が鳴きはじめます。
柴犬がちょっとしたブームになって、人気を集めてきましたが、残念ながら無駄吠えが多かったりして、「飼いにくい」という印象が強まっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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